見出し画像

NPO法人大分県難病・疾病連絡協議会の連理事会に出席

 長いコロナのトンネルから抜けてようやくこうして顔を合わせて会議が持てるようになった。話題は難病連が運営する就労支援B型作業所の運営状況の報告から九州ブロックの交流など多岐に及ぶ。午後からは助成金セミナーがあるものの、私は所用があったので美味しい弁当と暖かい珈琲を飲んで中座。

 就労Bの利用者工賃や作業内容の話は、20数年前に私が授産施設で働いていた頃と、工賃が少し高くなったくらいで仕事内容は何も変わっていない。所謂、軽作業だ。健常者がやれば早く正確にやれる作業、海外だともっと低賃金でやれるもの。障害者しか出来ない仕事が未だに開拓されない。コンサルタントや難病相談、差別、合理的配慮、インクルーシブなどの講演活動など、障害があることの優位性、難病であることの優位性をもって、仕事として捉える社会の仕組みづくりまで高めて行けないものだろうか。

 もう一つは、大分の難病拠点の統合の話、相談支援センターに難病医療ネットワークに難病連とハローワークの難病対応部署など、全部がそれぞれの場所でバラバラに活動してしまっている。鹿児島はそれら全部が一か所に集約されていて、若いスタッフがいきいきと活動している。大分もそのようにありたいから、そういう将来構想をもっと行政に強く伝えて行こうという話にもなった。20231202

ここで頂く幾ばくかの支援が、アマチュア雑文家になる為のモチベーションになります。