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クリスマス・イブを走る

 この週末は佐伯市の元越山登山を計画していたけど、ここのところの急激な寒波に恐れをなして中止にしてしまった。ところが昨日あたりから少し緩んで来たので、クリスマスイブの準備体操として急きょ、7時45分に自宅スタートということになった。

 寒さが緩んだといは言え冷たい、指が痛い。気温は0度だから当たり前か。グローブがちょっと薄手だったか、冷たく痛い思いは学びが大きいはずなのに、去年も同じこと言ってたような気がする。特に左手の親指だけが冷えて痛いのは、血流に問題があるのかも知れんな。まもなく66歳が控えてくれてるから、心肺機能と筋力以外は歯を筆頭にボロボロだからな。

 でも犬飼まで痛かったわ。犬飼から野津町まで、身体は温まって熱を発しているのに、体感温度は冷やされ続けながら、暖かいと冷たいがアンダーウエア1枚か2枚目あたりで均衡を保っている感じだ。

 尺間トンネルまでの長い登りを抜けると、ヒートアップした身体が長い下りで馬鹿みたいに冷却される。漕げば温まるかと言えば、スピードが上がる分、更に冷却、このまま続けば凍ってしまいそうだ。やっとダウンヒルから解放されて、道の駅やよいでトイレ休憩、ここまで2時間半だ。

 続いて今日の目的の元越山登山口の下見と言うか確認なんだけど、番匠大橋手前を左折して直ぐに番匠川を渡り高城トンネルを抜けたところで前方に見えるのが元越山だった。色利登山口まで16キロか。行ってしまうと約束したランチの時間に間に合わない。元越山を目視したことで良しとしよう。

 それよりも年に一度会うか会わないかの女神とのランチが大事だ。数少ない30年来のボラ友達、しかもいつだったか正月ライドでへばった時に救助に駆け付けてくれた恩人なのだ。ランチの場所は「自家焙煎工房 モカ珈琲」、なかなかお洒落で薪ストーブの温もりと珈琲の香に満たされた空間だ。最初に、熱くいれてますからいい温度で飲んでみて下さいと白湯を振舞ってくれた。旨いんだこれが。そして、美味しいランチを食べながらを2年ぶりの近況を伝えあった。

 そして最後のミッションは、佐伯に来たら寄らんといかん吉田真知子さん宅、イブに手ぶらでは申し訳ないので、シャトレーゼでケーキもどきをぶら下げて突然の訪問、果たして予想どおりに喜んで貰えた。ヘルパー使って外出したい、大分にもしょっちゅう行きたい。何とかしてと頼まれてしまった。持ち帰って相談だ。

 帰りは佐伯駅から輪行なんだけど、久しぶりの輪行はパッキングがもたつき気味、駅舎の中なので、誰彼の視線も意識しながら、ベテランぽくあちこち間違っていることは分かっていながら、無理くり詰め込んで特急に抱え込む。自宅最寄りの鶴崎駅から自転車を組立てて、渋滞する車の横をすいすいと走って16時に帰宅。本日走行距離82キロ。20231224

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