見出し画像

高崎山に登る

 曇り空、いつも停めさせてもらう駐車場から漕ぎ始めたのが7:15、9キロ先の大分銀行賀来支店が集合地点だ。集合時間は7:45、10分遅刻して皆と合流、今日は4人で賑やかなスタートになった。
 まず小狭間大分線から中村別府線と進んで、狭間町高崎の交差点かた別府狭間線に入る。ここから銭亀峠まで約3.5キロをヒーヒーゼイゼイと荒い呼吸で漕ぎ上がる。銭亀峠で景色を楽しんで、少し引き返したところの登山道から、自転車を押したり漕いだりしながら1キロ先の登り口のゲートまで進む。
 今日の目的は大分百山の一つ高崎山に登ること。サファリパークの入り口かと思わせる金網ゲートを開けて広場に入ると、仮設トイレが2基、キャンプでも出来そうなウッドデッキが2基、備えてあった。後続の3匹が自転車に乗って金網門扉の向こうから登って来たので、思い思いに自転車をロックして装備を山登り仕様に換える。
 なだらかな登りが九十九に折れながら続く。春の芽吹きを待つ木々を縫う登山道はよく整備されていて、戦国時代は1350年代に築城されて、その後約200年間の栄枯盛衰の跡があると言うのだが、案内標識がないと見逃してしまう。ここの城壁の石が府内城に使われているそうな。へー。由布市の山並みが見えたかと思うと、しばらく進むと西大分港から佐賀関、昭和電工ドームが見渡せる。割と難なく頂上に到着、標高628m、周囲を見渡しては、わいわいと喋り倒す。気温はスタートの賀来で3℃、ここが8℃に上昇、それでもじっとしていると汗冷えしてしまうので下山することに。
 下りは前回の臼杵鎮南山の時に走り降りるたのが楽しかったので、私はここでも駆け下りてみた。やはり楽しい。機会があれば田ノ浦ルート、両郡橋ルートからも登ってみたいけど、登らんやろうな。だって大分百山、まだ4座目、他の96座を登るのが先決だもの。
 再び、サイクリングモードに切り替えて、次は県道601号を一気に下って、6キロ先、医大そばのトストに向かう。ここの下りはハイスピードで楽しいけど、寒くて危険だ。60キロも出てしまう。
 無事に、TOAST coffee roasterに到着、いつもながら素敵な空間だ。私はローストビーフ丼セット、他はケーキセットで、桜ブルボン珈琲を堪能、美味しかった。この時点で12:30、午後からが有効に使える。ここで部員は小狭間大分線を下って流れ解散、走行距離約30キロ、いい筋トレ、心肺機能トレーニングが出来た。

2021年3月7日

ここで頂く幾ばくかの支援が、アマチュア雑文家になる為のモチベーションになります。