上野千鶴子さんの講演会に行って来た
昨日までの雨が嘘のように晴れてくれた。別府で豆塚 エリちゃんとスタッフを乗っけて、別府インターから高速に乗るつもりで行くと、インター手前から随分な渋滞、なんとのり面変状による通行止めだった。ナビで最短コースで大分インターを探すと、志高湖から狭間に抜ける道が一番の近道、少し飛ばして大分インターから高速に取りついて、また少しだけ飛ばして、ギリセーフで佐伯は城山の会場に到着。
城下町の敷石の不陸をガタガタと車椅子の豆ちゃんを先頭にして会場入り。満員御礼だった。なんでも500人の定員に650人の申し込みがあったそうだ。上野さんの本は何冊か読んだ。3年前の東大の入学式の祝辞も聞いた読んだ。ちょっとしたファンの一人として、初めてみる生上野千鶴子さんは、意外な程にチャーミングでレッドなヘアーがお似合いの、分かり易いキレッキレの90分だった。会場との質疑のやり取りでも、おっさんのしょうもない質問も小気味よい程にバッサリ。会場から大拍手。石原都政以前から今もやってる厳しい都政批判のために、東京都のイベントには一切声が掛からないというのもいい。そんな上野さんを佐伯市が2年越しでオファーし続けて実現した講演会だと言う。実にいい講演だった。どこが良かったと聞かれても、内容が濃すぎて反芻するのに凡人には半年くらいかかりそうだ。
帰りは、創業50年という老夫婦が営む喫茶店「こすたりか」でピザと珈琲で一息。それぞれの感想で盛り上がる。講演内容の詳細は、豆ちゃんがいろんな機会を通じて小出しに紹介してくれるに違いないから、そっちに譲ることにしよう。
みんないつかは弱者になるのだから、安心して弱者になれる社会にするために、わきまえない人たちで社会を変えて行きましょう。そこだけが強く印象に残った講演だったかな。適当なレポートでごめんなさい。
20230702
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