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Hajime Susukida
2018年4月7日 11:11
朝が来たことを教えてくれるのは、鳥のさえずりだったり、漂うコーヒーの香りと優しい声であったりしたことがあっただろうか。頑張って記憶を遡ってみても、そんな経験はない。今は大方、尿意が朝の訪れを知らせてくれる。5時前だったり、6時前だったり。眠気をまとったままトイレに行き、再び寝なおすも、二度寝していいんだという安心感からか、眼が覚めてしまう。枕元には夕べ読んでいた江國香織著