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九州周遊旅番外編 〜下関→東京〜

この日はほんとにノープランで、お祭りを少しみたら岡山に向かおうかなぁと考えていた。

とりあえず荷物をまとめて宿を出て、朝ごはんを食べに唐戸市場へ向かう。
すでにお祭りが昨日から始まりつつあり、街は賑わっている。道路はクルマが渋滞していた。

市場に着くと、ものすごい混み具合だった。とりあえず入ってすぐのところにならんで、海鮮丼をゲット。もう少し中に行くともっと安いのもあって少し後悔。ふぐ汁が安かったのでそれも購入。市場を出て海の近くのベンチに座って食べる。

この15分後くらいには身動き取れないくらいに混んだ
このスタイルの店が多い。休日限定。寿司が大ぶりで安い
海鮮丼とふぐ汁 美しい

この祭りのメインがよくわからず会場も街中で散らばっており、何をみたらいいかわからなかった。笑
カモンワーフや広場では出店もやっていてすごい人出。
出店でジェラートを食べたり、亀山八幡宮を参拝したり。

本物の亀がいる。

どうやらメインは、安徳天皇の霊をお慰めするため、街中の商店街などを練り歩き、最後に赤間神宮まで参拝に行く花魁道中のようだとわかり、唐戸商店街へいってみると、人混みの隙間で見ることができた。

人混みとあまりの天気の良さに疲れてしまい、一旦宿にもどり、アイスコーヒーを頼む。冷たくて香ばしくてすごく美味しかった。そして宿からの海の景色はやはり癒される。
しばらく休んで、ちょうど花魁が赤間神宮に参拝する時間になったのでいってみる。

真下からみれた。

さて、祭りのメインも見れたことだし。少し疲れたので別の場所に行くことにした。ことりっぷで読んで気になっていて、時間があれば行こうと思っていた城下町の長府というところ。バスで13分で着くので行ってみることにした。

ここがとても落ち着いた素敵な場所で、人がほとんどおらず、ものすごいリラックスできた。
道に沿って綺麗な小川が流れており、土壁の小道を通って散策すると国宝の功山寺仏殿や、神社がありショップやカフェなんかもある。

功山寺の中は無料だが、日本庭園は有料とのことで三百円払って中に入る。撮影不可だったが、苔が美しく時の蓄積を感じる静かで美しい庭だった。時をしばし忘れて、他に客もおらず1人で眺めた。

最後にカフェでカレーを食べ、遅めの昼食とする。このカフェの店員さんも優しくてすごく良かった。

バスで新下関駅に向かい、そこから新幹線で岡山へ。

徳山駅は海と船が見える新幹線ホームで珍しい 感動

岡山につくと、とりあえず駅ビルで大好きなきびだんごを買って、どうしよう。銭湯を探してお風呂に入るか…?などと考えてみたが、とりあえず外に出た。さすが晴れの国。夕方なのに明るくて当然のような空で、もったいないような気になって結局散策することにした。

日本三大庭園で唯一行ったことがない後楽園まで歩くことにした。
後楽園の近くでは、音楽イベントのようなのをやっていて誰かが歌っていて、屋台がたくさん出ていた。夕方の空がものすごく綺麗だった。
旅の最後にふさわしい景色だった。(ずっと最後と言ってるけどまだ終わらない)

後楽園と岡山城の間には川が流れており、その川面に映る城が何とも綺麗。
後楽園は夜のイベントがやっていたが有料なのと混んでいたのでやめた。今度昼間に来よう。

岡山城
後楽園から駅はあえて路面電車に乗ってみる

夕飯どうしよう…と思ってまたラーメンにした。ラーメンばっかり食べてるな…笑
そのあとはスタバで本を読んで時間を潰す。


そう。この旅最後の一大イベント、サンライズ瀬戸の上りに乗って東京まで行くのだ。
ドキドキしながら少し早めに改札に入る。
ホームで待っていると…!きたーー!!
独特なメロディと共に夢にまで見たサンライズがやってきた。
岡山では列車の連結があり、多くの撮り鉄が写真を撮っていた。

連結準備
えもーい

部屋はシングル。1ヶ月前の10時ちょうどにアプリでゲットしたきっぷだ。
嬉しくてテンション上がりっぱなしだった。

ついに出発する。寝転がると、星空が。贅沢で涙が出そうだった。
お酒を買っておいて良かった。しばし夜行列車を楽しんだ。
全然眠れる気がしなかったけど、振動が心地よく眠りに落ちた。

おやすみなさい。

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