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『レジェンド・オブ・ルーンテラ』新規向け・チュートリアルでは教えてくれないちょっと役立つTIPS 9選【LoR】

こちらの記事では、レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)をプレイしている新規ユーザーへ向けて、対戦やカード集めでちょっとだけ役に立つ豆知識やテクニックを紹介します。

この記事の要点

* 最重要!「オラクルの瞳」「アクティビティログ」を活用しましょう。
* 高レアリティカードは重複しないのでワイルドカードやシャードは気軽に使っていい。
* 地域リワードはレベルが上がると必要経験値が多くなる。一つに集中するより適宜変更したほうが効率がいい。

* 対戦で使える脱初心者テクニック・カードゲームの基本的な考え方も合わせて紹介。

はじめに

どうも、前シーズンにマスターになれなかったmimizuです。

今回はTIPS集ということで、チュートリアルでは説明されないものの、いくつか知っておくと便利・役に立つ豆知識やテクニックを紹介します。

この記事は「チュートリアルとチャレンジモードを終わらせた」~「何度か対戦してカードを把握してきた」方のレベル向けに書いて行きます。
既に何度も対人戦をプレイしている方や、他のDCGをガッツリやり込んでいる方には無用な記事かも知れません。
説明する上で例としてカード名を挙げることがあります。画像をつけて出来るだけ分かりやすく説明しますのでご安心ください!

ここに書かれている内容はLoR公式サイトFAQにて説明されています。
そちらも合わせて参照してください。

何故か説明されない「オラクルの瞳」

オラクルの瞳という機能があることを知っていますか?
とても重要な機能なのにも関わらず、対戦待ちのローディング画面でたまに説明されるだけです。
ちなみに私がこれに気づいたのはランクがプラチナに上がってからです。

どういうものかごく簡単に一言で説明しますと、未来予測システムです。
戦闘やスロウスペル・ファストスペルの詠唱、ユニットのスキルによって、プレイヤーが対応可能な変化が盤面に起こる場合に使えるようになります。

そのアクションの結果、最終的にどうなるのかを確認することが出来ます。

▼タップ/マウスオーバーで使えます。

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▼自軍一番右にある「子蜘蛛」が相手ユニットによって倒され、「輝石を纏う守護者」の体力が3減り、またその他のユニットのアタックによってネクサスが0以下になり、相手がこのまま何もしなければ勝てることが分かります。

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画像のように戦闘の結果を見るために使うのも便利です。

他には、具体例ではシャドウアイルのユニット「シャークチャリオット」は味方のエフェメラル(戦闘後かターン終了時に消滅する)ユニットがアタックする時に一緒に攻撃してくれる効果があります。

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もし「あれ、今何枚使ってたっけな?」となってしまった時も、とりあえずアタックエリアに出してオラクルの瞳を使えば、召喚される数を確認できます。

戦略を練るために必要な情報はここに。「アクティビティログ」

こちらはオラクルの瞳よりは目立つため、初めたばかりの方もご存知でしょう。こちらの機能は文字通り、試合のログを確認することができます。

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特に重宝する場面は相手のデッキや手札から直接カードが破棄された時です。

▼「超エキサイティン!」や「コリーナ・ヴェラザ」は手札・デッキからカードを破棄・除外することで効果を発揮します。

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何が破棄されたのかは公開情報となり画面に表示されますが、エフェクトがかなり短いため、見逃してしまいがちです。
そこでログを確認するとちゃんと破棄されたカードも一緒に表示されています!
アクティビティログをうまく活用して戦局を左右する重要なスペル(「拒絶」)の枚数を漏らさず確認しましょう。

エピック以上は4枚目以降のシャード化が起きない

このゲームはデッキに同じカードを3枚まで入れることができます。
「4枚目」には意味がないため、カプセルやチェストから入手すると自動的に以下の通りシャードに変換されます。

レアリティ:ダブり変換時の入手数(交換時の必要数)
コモン: 15 シャード(100 シャード)
レア: 60 シャード(300 シャード)
エピック: 250 シャード(1200 シャード)
チャンピオン: 750 シャード(3000 シャード)

「せっかくワイルドカードを使って欲しいチャンピオンを入手しても、ダブったら損するんじゃ……」なんて心配はいりません

既に3枚獲得しているエピック・チャンピオンカードが出た場合、内部的に再抽選されます。
つまり別の同レアリティカードへ生まれ変わるのです!しんせつ!
地域リワードなら同じ地域から、同じ地域のカードを全て所持している場合は他の地域の同レアリティカードに変化します。

以上からカードの所持数が増えればその分シャードも溜まりやすくなるので、ワイルドカードはどんどん使っていきましょう
もちろんエキスパンションの登場に合わせてワイルドカードやシャードを貯めておくのもアリです。

地域リワードの効率的な進め方

地域リワードは経験値を溜めてレベルアップしていくことで、報酬がアンロックされていきますが、レベルが上がればその分次のレベルまでの必要な経験値はどんどん増えていきます。
そのため区切りをつけて色んな地域を平均的に上げたほうがカード集めの時間対効率はよくなります。

区切りをつける分かりやすい目安はやはりチャンピオンカード絡みが報酬になっているレベルです。地域により誤差がありますが、Lv8前後でチャンピオンカプセル、Lv16前後でチャンピオンカプセル、Lv18前後でチャンピオンワイルドカードが貰えます。このあたりを目処に地域を変更しながらリワードを進めていくといいですね。

特に欲しいカード郡がある場合や特定の地域に思い入れがある場合は集中して解除していくのももちろん問題ありません。自分のカードの入手状況やデッキなどと相談して決めていきましょう。

一度も使ってないカードは払い戻し出来る

デッキ共有サイト等で面白そうなデッキを発見して作ってみたはいいものの、気づいてみれば一度もプレイしないまま放置されていたなんてことがたまにあります。そういうときにはワイルドカードやシャードを、交換から7日以内であれば払い戻すことができます。
操作手順としてはシンプル、ストア > 購入履歴 > 払い戻しで完了です。
定期的に確認すると作るだけ作って意外と使ってなかったカードがあるかもしれません。

対戦テクニック:トレードの考え方

ここからはカードゲームの対戦における基本的なノウハウをざっくりと紹介します。主観も入った話になるため、そういう考えもあるんだな程度に思っておいてください。
まずはトレードについて。カードゲームは、お互いにリソース手札、ユニット、マナ、体力など)を消費しあって戦います。このリソースを消費し合うことをトレードと言います。「いかに相手にリソースを多く使わせ、自分は少なく済ますか」が勝利を掴むための目指す一つの指標になります。トレードによって消費したリソースの差が生まれることを有利不利トレードと言います。

例えばいくら毒キノコをデッキに植え付けてくる「ティーモ」が憎いからと言って、1コストのユニットに7コストの除去カード「復讐」を使っていては不利なトレードになってしまいます。もちろんそうしないと確定で負けてしまう状況ではそうせざるを得ませんが、こういったことは避けるべきです。逆に相手をこういった状況に追いやっていけば勝ちに近づけるということですね。

ユニットの戦闘についても同じことが言えます。こちら側が一方的に倒されてしまうアタックやブロックは(ネクサスの残り体力との兼ね合いになりますが)避けるべきです。
また、ユニットが持つ効果によっては一見1-1のイーブントレードに見えてもそうでない場合もあります。

Round1でお互いにデマーシアのユニット「フリートフェザーの追跡者」(先行)とシャドウアイルのユニット「不運な貴族」(後攻)をプレイしたとします。

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フリートフェザーの追跡者」はアタックすることで、ブロックされなければ2点ダメージを相手ネクサスに、ブロックされてもお互いに倒れるためトレードとしてはイーブンに見えます。しかし「不運な貴族」は力尽きる時に「子蜘蛛」を召喚する効果を持っているため、ブロックされた後は相手の場に「子蜘蛛」が一体いてこちらの場にはユニットが存在しない状態になり、盤面で不利になってしまいます。
こういった要素からアタック/ブロックするかを決めます。

トレードはカードゲームにおいて基本的なことですが、全ての場面において様々なリソース上で発生し、状況によってより複雑になって行き難しいものでもあります。

対戦テクニック:マリガンの考え方

次はマリガンについて。
LoRでは4枚の初期手札を全てもう一度引き直すことが出来、この引き直しをマリガンと言います。

マリガンはゲーム全体の流れやプランを考える重要な要素です。
一番分かりやすいアグロデッキ(序盤からユニットの戦闘によって勝利を目指す一番オーソドックスなデッキ)で説明します。

アグロデッキではとにかく序盤からユニットを並べて押していくことが重要になります。そのため以下の画像のような手札では、5コストの「トリファリアンの盾破り」は最初からあってもプレイする機会がなく困るため、戻します。
3コストの「淘汰」は相手のチャンピオンによって抱えるか入れ替えるか考えます。「ゼド」など「淘汰」で除去できるチャンピオンの場合は抱えておくことで有効に働くかも知れません。今回の相手は「ブラウム」入りのフレヨルドデッキなので抱えることにします。

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もしここで「エリス」と「蜘蛛の怪異」がいた場合はどうするのか?「蜘蛛の怪異」は2/3/2(コスト2・攻撃力3・体力2)フィアサム(攻撃力2以下の敵にブロックされない)のユニットです。
私は「エリス」を抱えて「蜘蛛の怪異」は戻します。もし3ターン目までに「狂乱の蟲」など3コストで強力なユニットを引いてきた場合にプレイする機会がなくなってしまうからです。

マリガンをどうするかは自分の使用しているデッキ構築や、対戦相手のデッキによっても変化します。マリガンに限らず、対戦を繰り返してトライアンドエラーで自分の中の正解を見つけることが大事です。

対戦テクニック:サクリファイスエスケープ

サクリファイスエスケープという言葉自体は恐らく遊戯王が発祥の言葉です。遊戯王プレイヤーではないので本来の意味ではないかも知れませんが、
相手の除去に対して、こちらのスペルを対象のユニットに対して使うことで有利なトレードに持ち込むことが出来るテクニックです。

代表的なカードは「垣間見えた彼岸」味方をキルして2枚ドロー出来るカードです。

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オラクルの瞳の説明でも使用した画像です。
実際には相手の場に「オーメンホーク」がいるためシャドウアイルのカードは入っていませんが、この状況でもし相手に5マナと「不死者の握撃」があった場合どうなるでしょう。こちらはユニットから体力3を吸収してネクサスを回復するカードです。

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エリス」に対して「不死者の握撃」を使えば、「エリス」が倒された上に3回復されるので相手ネクサスは1残り、1ターン生き伸びることが出来ます。

そこで「エリス」に対して「垣間見えた彼岸」を使えば、変わらず「エリス」は倒されるものの「不死者の握撃」による回復が対象がいなくなり発動しなくなるため、このターン中にネクサスを削り切ることができますね。

こういったことを意識してスペルやマナを温存して行動すると有利になる場面があります。

対戦テクニック:ブロックの確定

こちらは公式用語ではありませんが、LoRの独自のテクニックになります。
チャレンジモードでも説明はされないもの同じ現象を確認できるので既に知っている方も多いかとは思います。

ここでも「垣間見えた彼岸」を例にして説明します。下の画像をみてください。
相手は「ポロ飼いの爺」でアタックしてきました。こちらは「子蜘蛛」を前に出し、「垣間見えた彼岸」を詠唱します。

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当然ブロックするはずだった「子蜘蛛」は「垣間見えた彼岸」によってキルされ、場から消えてしまいます。しかしここでは「ポロ飼いの爺」からネクサスへダメージを受けることはありません。これがブロックの確定です。

2枚目の画像を見ると、「子蜘蛛」がいた場所に薄く青いエフェクトが出ているのが分かります。ブロックを宣言したユニットはその後、場から消えたとしても体力0のユニットとして扱われネクサスにダメージが入ることはありません。

ただし例外があります。アタック側のユニットがオーバーパワー(アタック時に自分の攻撃力-相手体力分をネクサスに与える)を持っていた場合です。
先程も説明した通り、あくまで体力0のユニットとして扱われるので、オーバーパワー持ちのアタックはフルダメージネクサスに通ってしまいます。
逆にこちらがオーバーパワー持ちのユニットでアタックする場合はこれを利用できるため、ブロックしてきた高体力のユニットを除去やスタン、リコールさせて前衛から離脱させることで相手ネクサスへ大ダメージを与えられます。

総括

カードゲーム共通の基礎からLoR独自のシステムまで説明してきました。
役に立つものもありましたでしょうか。もしくは既に知っている情報ばかりでしたでしょうか。もしそうならLoRの基本を理解しているということですので、友人や近くの新しく初めたプレイヤーへその知識を共有してあげてください!

LoRはとても面白く、独自性も高いカードゲームです。私の記事や他の動画等を通して、更にプレイヤーが増えると私も嬉しく思います。

参考リンク
* レジェンド・オブ・ルーンテラ 公式Twitter
* レジェンド・オブ・ルーンテラ 公式Youtubeチャンネル
* レジェンド・オブ・ルーンテラ 公式サイト
* こんな意味が?カードゲーム用語集
* レジェンド・オブ・ルーンテラ Twtch Prime特典

有志によるLoR Discordコミュニティ
(私も参加しています。気軽に参加して、デッキの相談や分からないことの質問、フレンドの募集などにご利用ください)
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