日記、あの人もお腹が痛いがしれない

人が少し体調を崩していたり、弱みを見せてくれているとたちまちその人の輪郭がくっきりと見えるようになってくるのは何故なんだろう。

輪郭、というのは例えなんだけれども私は歳上の人を相手にすると途端にその人の実物大が分からなくなってしまい、焦ってよくわからない事を口走ってしまったり、噛み合ってないテンションで接してしまったりして後から恥ずかしくなる。

そういう歳上の人たちがメンタルでも体調でも少し弱った姿をみると、この人のために何ができるだろう、どんな表情で接しようかと慮ることができるようになる。

いつもそんな気持ちでいられればもう少し気の利く人間になるのに、と思う。

というか、気をきかせることに罪悪感や恥ずかしさを感じないでいられるのに、という感じかもしれない。

元気一杯で私より仕事のできる大人たちに、自分の評価を良くするためにわざと気遣ってるみたいに思われたくない、あまり可愛くない若者なんだと思う。


勇気を出してあの人のために、と行動する時には「あの人、平然として実はお腹が痛いかもしれない」とか思ってみたりする。

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