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言語と手段と目的と

最近聴いたPodcastで手段と目的について学びました。
手段が目的になってないですか?目的を見失っていないですか?という
今の自分の心に届く内容でした。

スウェーデンに移住してきて、もっぱら考えているのが語学学習、言語のこと。
私から言語を取ったら今は何も残らないんじゃないかというぐらい、頭の中はそのことでいっぱいです。

幸いにも大学に必要な科目の履修を8月末で終了し、あとは大学に入学できる確率を高くするための任意的な試験を10月に受けるだけ。
実質高校レベルの学校は卒業する形になりました。

前に机上の学習と日常会話の学習は違うと書いたかなと思うのですが、
最近は日常会話、特に語彙力を増やすことに意識を向けています。
これはアウトプットとも関連していて、自分の会話を録音しているわけではないけどまだまだ同じ言葉を使ってしまっているのが自分でも分かり一人反省の日々です。
この状況を変えるために頭に浮かんだ解決方法は、スウェーデン語だけで音声配信をすること(日本語話者の多いツールで)。目的は間違えを恐れることなく話す場を作る。聴いてもらえてもそうではなくても、音声配信というツールを使うことでだれかに伝えるという意識を持てるのでスウェーデン語を話す機会を増やせるし聴き直してよく使う言葉や逆に詰まってしまう言葉を知ることもできます。
でも実際はそこまでの労力がなく実現できていません(汗)現実の会話だけで手一杯、、、、でもいつかやってみたい方法です。


あと今から書くのが今回一番書きたかったというか残したかったことで、

”状況や対話相手によって自分の語学力が変化しない”

という状況が自分にとって語学を習得したと感じられるのかなと気づきました。逆にいうとそれがまだできていないです。

先日たまたま参加した留学生を支援するボランティアグループが開催しているspeåkcafe(言語カフェ)に初めて参加したのですが、初めましての方が多く緊張してしまいいつもなら出てくる単語が出てこなかった。またその前に英語を話す機会が多くなり頭の切り替えが難しかったのもあります。
なんでそうなったのかを考えたときに上の考えが頭に浮かび『なるほど!』と嬉しくなりました。
この考えに通づる経験は他にもあって、例えばお店の店員さんなどと話す場合に相手が早口だったらそれに合わせないといけないという意識に勝手になって早口に話そうとして話せなくて『あぁ、上手く話せなかった』と思うパターン。後から考えたときに早く話すって誰が決めたの?となり、相手に合わせるのではなく自分の話すペースを作ることが大切だと学びました。

多分、まだ自分の中でこんな風に話したい像が出来上がってないのかも。
時々フッと理想のスウェーデン語像が自分に舞い降りてきて本当に自分の声なのかなっていう声で話すタイミングがあるのですが、2、3ヶ月に1回急に舞い降りてくるものだからなかなか意識して変えていくが難しく。でも少しずつ分かってきているような感覚もあって嬉しいです。
(最近はマクドナルドの店員さんにお礼を言ったときの声が自分でもすごくどストライクに好きすぎてびっくりした)

私にとっての言語は手段であり、目的はスウェーデンで大学に行って就職することなのですが。
その手段をあれこれ考えている時間もすきです。
でもそうなると手段だけじゃなくなってくるのかな?あれれ?
Podcastで聴いた内容とは少し違うかもしれないけど(笑)
頭の中に浮いているいくつかの点と点が繋がった瞬間なので言葉に残しておきたくて書いてみました。



今日も最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

Hej då!

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