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エヌビディアとHPEの基調講演
✅エヌビディアCEOジェンセン・ファン氏基調講演
18日夜から22時からHPE主催イベントでジェンセンファンCEOとHPEのCEOアントニオネリ氏と基調講演を発表。
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HPEヒューレットパッカードエンタープライズはの産業技術総合研究所AI専用のスーパーコンピューターABCIの更新タイミングでに人工知能(AI)向けサーバーを納入発表しています。受注額は2億ドル。
エヌビディアの新型半導体を搭載しており、日本での技術拡大も期待。
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どんなことが発表されたのか、注目点をまとめました。
このnoteでは
・HPEとNVIDIA共同による生成AIと高速コンピューティングを活用した企業変革を促進する取組み
これらをまとめていきます。
また次の5年間のAIとその準備方法など21日までイベントが行われる予定
✅HPEとエヌビディア新しい生成AI産業革命へ
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まず、HPE(ヒューレットパッカードエンタープライズ)Hewlett Packard EnterpriseとNVIDIA(エヌビディア)が共同で
「NVIDIA AI Computing by HPE」を発表しました。
これについてみていきましょう。
✅NVIDIA AI Computing by HPE
これは6/18のHPE Discover2024のイベントで発表されたものです。
このNVIDIA AI Computing by HPEは
企業が生成AIの採用を加速させることを目的としています。その中核には"HPE Private Cloud AI"があります
主要ポイントはこちら。
新ソリューションの概要
HPE Private Cloud AI::初の統合型プライベートクラウドAIソリューション
統合技術: NVIDIAのAIコンピューティング、ネットワーキング、ソフトウェアとHPEのAIストレージ、コンピュート、HPE GreenLakeクラウドの統合
どういう機能がある?
エネルギー効率が高く、迅速かつ柔軟なAIアプリケーションの開発と展開を実施可能に
OpsRamp AIコパイロットを利用したIT運用の効率向上により、AIプロフェッショナルに最先端のコンピューティングインフラとサービスを提供する。
ライフサイクル管理を含むセルフサービスクラウド体験
販売戦略とパートナーシップ
販売チームとチャネルパートナーによる共同マーケティング戦略
システムインテグレータ(Deloitte、HCLTech、Infosys、TCS、Wipro)によるサポート
企業にとってどんなメリットをもたらすか
データのプライバシーとセキュリティを確保する
生産性向上と新たな収益源の解放
製品とサービスについて・
HPE AI Essentialsソフトウェア
NVIDIA AI Enterpriseソフトウェアプラットフォーム
統合インフラストラクチャスタック: NVIDIA Spectrum-Xイーサネットネットワーキング、HPE GreenLakeファイルストレージ、HPE ProLiantサーバー
サービスの運用について
HPE GreenLakeクラウドによるセルフサービスクラウド体験
OpsRamp IT運用の統合による観測性とAIOpsの提供
新しいハードウェアのサポート体制
HPE Cray XD670: NVIDIA H200 NVL Tensor Core GPUsサポート
HPE ProLiant DL384 Gen12サーバー: NVIDIA GH200 NVL2サポート
HPE ProLiant DL380a Gen12サーバー: NVIDIA H200 NVL Tensor Core GPUsサポート
提供時期
HPE Private Cloud AI: 2024年秋に一般ユーザーへの提供を開始予定
新しいサーバーモデル: 2024年夏から秋にかけて順次提供開始予定
✅まとめ
HPEとNVIDIAは、生成AIの企業向け導入を加速するための新しい統合ソリューションを発表しました。エネルギー効率の高いインフラストラクチャと包括的なライフサイクル管理により、企業は迅速にAIアプリケーションを開発できる期待が高まっていきそうですね。
また、AIとって課題となるサイバーセキュリティやデータのプライバシーをしっかり保持しつつ、生産性の向上と新しい収益源となるものを発掘していく見通し。
✅21日までイベントを開催:次の5年間のAIとその準備方法など議論される予定で、今後新しい技術や製品の発表に注目ですね。
✅イベントのあとエヌビディアの株価は上昇・24年6/18時点で時価総額世界トップに✨
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昨年3月生成AIをきっかけとした決算から株価は1年少々で4倍以上に。
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エヌビディアのGPUなど高性能半導体は世の中のニーズが強く、かつ非常に高いシェア、そして高い利益率を誇っています。
まだまだエヌビディア中心とした流れは続くことが期待できるかもしれませんね。
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