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腱板断裂 からの奇跡w

長引く50肩だと思っていた痛みが腱板断裂で、その手術をしたばかりのちぢみです。
今日は、担当医のドクターSへの気持ちを書いてみたいと思います。
医者に対して、こういう気持ちになったの初めてのことだったから、記録。

「50肩ではなく腱板断裂ですね。」と初診で診断してくれたドクターSは、真剣に仕事しすぎてて、ちょっと顔の表情が硬めな40代後半くらいの男性ドクター。
手術は、ドクターSの医院からさほど遠くない総合病院を紹介されました。
そこにドクターSが執刀に来てくださるとのこと。退院後のリハビリもドクターSの医院で。と説明されました。

聞いたこともないプランでした。
手術は大学病院とかに紹介状書いて送り込むもの、か私が知っている情報だったので。
執刀がドクターSだと聞いてから、ワタシのドクターSへの信頼は
なんというか、自然に膨張していったっていうかのかなぁ。
完璧主義者への憧れっていうのもあったし、
無責任じゃない仕事するプロフェッショナルへの尊敬もあったし、
そんな忙しい仕事のしかただけど、新しい開業医の在り方みたいなの知った感動もあったし、
総合病院と地域を連動させるすごい方法だなって思って、納得したのもあったし、
自分の技術に自信があるっていう仕事のしかたに、心から信頼したっていうのもあった。
そんな感じでした。


肩が痛くなってから2年ちょっと。
だんだん周りも、まだ痛いの? 努力してる? 運動不足じゃない? 痛いっていってもみんなどこか痛いんだから、我慢して。

ワタシが感じている世間の視線は、同情からはかけ離れ、厳しさを帯び始めていたのを、感じておりましたんですよ。いくら鈍くさい私でも。

それが、ドクターSの診断以降、流れが完全に変わった。この出会いは、まぢで奇跡だったぜ。


入院当日。
大学病院の受付で、中年男性が担当だったんですが、なんと。
「2年前に腱板断裂手術したんですよ。ぼくも!」
声をかけられました。うそでしょ? そんなことある?w
「術後痛いって聞いてるけど、痛かったですか?」「リハビリどれくらいやりました?」
と矢継ぎ早に質問責めしちゃったよね。
そして入院してみたら、
「この病院で腱板断裂手術する患者さん第1号です!」と言われw
そんなことある?w
看護師さんより、ワタシのほうが腱板断裂に詳しかったりしている現実!
リハビリさんに至っては、「教科書で読んだことがあるだけです!」的なww まぢか! すごい軌跡たどってるっていうキセキ繋がりで。

ドクターSの病院に早くリハビリに帰りたい!
そんな気持ちで退院し、リハビリを開始。

現在にいたっておりますが、奇跡は続く。

退院してからの数日、娘の大学の講義が、
ほぼオンラインか、レポート提出に変更。
なので、「介護」してくれるんです。まぢか!!

娘のサポートがないと、着替えとシャワーがまったくできません。
暑い毎日。できたら毎日シャワーを浴びたいけど、大学にバイトにと忙しい娘…… しかたない。我慢するようかなぁって思っていたのに、毎日清潔に暮らせている! 奇跡だ!

繁忙期で忙しい時期の夫だけど、
ワタシが入院してるとか、手伝えないって聞いた方達が、
ちょっとづつ手伝ってくださり、仕事順調。
もうこれが最高の奇跡!!

ドクターSと出会ってからというもの、とっても順調に進んでいる感じがしております。

ドクターSと出会ったおかげで、
運が悪い中高年ババアの悲劇
になりかけていた出来事が

新しい医療を受けられて、
長いあいだ苦しかったことから逃げられそうで、
その経過の中で家族にチーム感がうまれて、
毎日、びっくりするほど喋って笑って、時間を共有してて、
誰も怒ってない時間だらけになってて、
あ、そっか、ワタシの幸せって、家族が整ってるってのを
目撃している時間なんだなぁ。なんて改めて噛みしめたりしているわけです。
運がいい中高年ババアにおこる奇跡で、小さなハッピーライフ

になってるなぁっていう、記憶と記録。


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