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もしどこかでやり直しても、きっと今のワタシでいたいって思っちゃうから、クソな自分も好き

かれこれ30年ほど前のことです。

長女であるワタシよりさきに3歳下の妹が結婚することに。。。それがどうにも座りが悪いらしく機嫌も悪くなったのは、明治生まれの祖父でした。
「順序というものがある」「母親が導かなくてどうする」
と、嫁である母は圧力をかけられたりしていたようでした。改めて思い出すと、ほんとこの頃って韓ドラのワンシーンみたいな会話が多かったんだわ。

当時29歳くらいだったワタシは、結婚願望なんてまるでなく、そんなことより物書きとかになりたいといって一人暮らしを続け、褒められるような自立していたわけじゃないけど、自由を満喫していました。

思い起こせば、祖父と母が仕組んだお見合いもありました。
だまされた! と気づいたワタシは、赤面しかないような脱走劇を繰り広げ、家族に恥をかかせちゃったこともあります。

家族全員が名門大学卒業しているという釣書きというのを受け取ったときには、「結婚に必要なのは学歴より収入じゃないの? 財産総額とか書いてこいって言ったら??」と喚き散らし、いったい何を怒っていたんだろうと思うような結婚適齢期を過ごしましたw 

25歳が結婚の分水嶺って扱いのころでした。
25歳を過ぎたら、のこりもの、オールドミス、結婚できないオンナ、お局さま、行き遅れ…… ってね。
ワタシは大きな組織にいたことがないから、たまたまそういうキーワードが身近になくて、戦う相手は世間より、肉親だったから戦いやすかったけど、とても逞しく育ったのは、この適齢期っていう概念のおかげでもあります。

で、適齢期と言われる時期には結婚しないとか言っていたくせに、30代になってから2回もしてる…… えへ。

そんな性質のワタシがアラカンとなり、周りがそろそろ仕事を減らしたいとか、退職後のプランとか、孫が可愛いとか、第二の人生だなんて会話をしているこの年齢になって、


めっちゃ仕事したい

と叫んでいるのです。勝手な生き物なんだなぁ オレw

いまがワタシの、仕事適齢期。



母親が叫んでいたシュプレヒコールは覚えています。

安定した仕事をしなさい。厚生年金よ。
退職金がある仕事にしておきなさい。資格をとりなさい。
結婚相手は企業勤めの人がいわ。子供は早く産んで。

母のシュプレヒコールだったなぁ


おかあさん。ワタシ、1個も暮らしに取り入れてないわね、あはは。

今日もあるのは、

自分の可能性とか運命を信じる想い イヤ 信じたいっていう自分への希望


これだけで、今日まで生きてる気がしてきた。
そんなワタシにやっとやってきた、

仕事適齢期!


自分の子供には、18さ才で大学受験適齢期が、22才で就職適齢期がまんまとやってきたら、学費とか楽できるな。学費のめどがたって助かるな。保護者として安心もしちゃうな
って勝手に思うくせに、自分の適齢期にだけは、寛容なのです。

あれこれ学ぶのも、仕事のためにって始めるのが初めてすぎて新鮮です。
さすがに年齢的ハンディはあって、すっかり頭が固いし、ばっちり覚えが悪いし、がっつり思い込みが強くなりすぎてて厄介だけど、
それさえも自分の才覚と受け止めて、仕事をしたいと思います。

天邪鬼はね、やれやれ。しろしろ。って言われると、逃げるのねw
ワタシなんてほんと、そういう性質以外なにものでもない……
そんな自分を、めんどくせーな、やっかいだな、迷惑な存在だなって、恥じたこともありました。
反抗するチカラはあるけど、ほらみろって言えるだけの結果をだせないんだったら、反抗した意味ってあるのかな? クソだなって思ったりもしました。

過去形でもなく、クソだなって思ってる自分もまだいます。
たださ、だとしても、こうしか生きられなかったっていう自覚がありすぎて、もしどこかでやり直しても、きっと今のワタシでいたいって思っちゃうから、クソな自分も好きなんですねww ただそれだけ。


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