①依頼主を探そう

そもそも報酬を頂くために依頼主の存在は欠かせません。依頼主がいないと撮影自体が俗に言う″怪しい人″になってしまうし、マンションなどの敷地内での撮影は、不法侵入扱いになり、最悪の場合警察に連絡、訴えられる可能性もありますので十分に注意しましょう。

前頁でも触れましたが、依頼主を探す際はクラウドワークス、ランサーズ 、indeed、ジモティーなどが有効です。
大事なのは、先ず自分のスキルレベルの把握をする事。
依頼主の要望が理解出来ないと、継続依頼はまず来ません。
始めたばかりの人は、まだまだ不安ですよね。
そう言う時は、事業拡大の為、もしくは撮影業務を委託して本業に専念する為、などとうたっている企業を探してみましょう。
要は、本来スタッフが撮影していた撮影業務を委託したいので誰か代わりにしてくれませんか?と言う業者です。初心者、未経験者可能な場合が多く、教育、経験を積ませてくれます。
その代わり、報酬が安いことが多く、初期の経験値稼ぎと割り切って行うといいでしょう。

勿論、報酬などの環境が良ければ続ける事お勧めします。信頼関係が生まれれば報酬アップの交渉や、撮影業務の教育係など別の業務に就くことも可能ですから信頼関係は作って行った方がいいですね。

ちなみに私の物件撮影業務の一番最初の報酬は戸建て4LDK内観撮影一件あたり100円スタートでした。写真の要望もなくどう言う写真が良いのかもない業者でした。クオリティはうるさくなさそうでしたが、一日中回っても1000円がいいところだったので割に合いませんでした。どう言う写真が好まれて、どう言う写真が好まれないか徹底的に洗い出す為に色んな構図を試した結果、2ヶ月目から外観撮りも頼まれるようになり、今では、売り主様からカメラマンを指定して発注いただけるようになりました。嬉しい限りですよね。報酬も現在では一件あたり5千円〜1万5千円になり安定的な報酬をいただけるようになりました。週休二日の休みを利用して、月に40万円を超える月もあるくらいになりました。

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