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父がアレを買ってきた【作ってみた】


皆さま、ごきげんよう。
今日も美味しいもの食べていますか?

前に書いた記事で、父が作ってみたいと言った一夜干しの話。↓

あれから数日後。
たくさん作って冷凍しておいた一夜干しもなくなってきたころ。朝ごはんを食べていたら、テレビから流れる当時旬の【穴子】

父がぽつり。

「穴子食べたくない?」

私はうん、と頷くと

「うちで穴子って煮えるの?」

多分煮えるんじゃないかな、そう言ってしまった後にハッと気付く。

「穴子買ってくる!」

一夜干しのパターンではないかーい!

またまたキラキラわくわくしている父を前に、やらないとも言えない。
いや、そもそも私も食べたいし、作ってみたさもある。

私は穴子を煮る動画を熟視し、父は主人と穴子を買いに行く。

そして私と穴子との戦いが始まった。


酒、砂糖でまずは煮る

ある程度捌いてもらってある穴子を一度湯通しし、皮面を包丁の背でこそげ取り滑りを落としたら、酒、砂糖、水を入れた鍋で水から茹でていく。沸いてくる最中、しっかりアクをとっていく。これが生臭さの原因になるそう。

沸騰したら落とし蓋をして、そのまま20分茹でる。
お湯はなるべくグツグツと沸いている方が魚を煮るのに良いそう。火を調整しながら煮て行く。
20分経ったらお醤油を加えてさらに20分そのまま煮る。この最中でもアクは出てくるので定期的に取ると良いです。

20分経ったら、火を止めてそのまま30分放置。
ここで穴子に味が染みていくそう。

30分経ったら穴子を取り出し、クッキングシートに広げるように並べていく

身が柔らかいので注意して

これをしないと、皮面がくるっと丸まってしまうので、少し手間をかけてあげる。
そしたらラップして冷ましておく。
食べる直前に少し温めても良いかも!

煮た汁はそのまま強火で焦げないように煮詰めて【煮詰め】にする。
時間がない方はある程度煮詰めて片栗粉でとろみを付けても。私もこの方法を取りました。


穴子寿司で

穴子はバーナーで少し炙って、今回は穴子寿司で頂きました。

うーん、やっぱりお寿司屋さんで食べるようなふわっふわな穴子とはいかなかった。
けど柔らかくてもちろん美味しい。そして思う存分食べて楽しんだ!
余ったお寿司はラップして次の日に食べましたが、こちらのが味が馴染んでまた美味しかった。
今回は6匹分(?!)作ったので、お腹側をお寿司にして、尻尾側は冷凍してあるのでどこかで穴子ちらしにしてもいいな。

おまけ

穴子スナック

捌いてもらって、貰ってきた穴子の骨をよーく揚げて塩した穴子スナック。
これが正直一番美味しかった!

父よ、次はなにを作る?

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