フレディレックのアイロンボード

洗濯は毎日する。
意識せず10年程使い続けた道具もある。

アイロンがけは数日おきにする。
山﨑実業の高さ調節のできる舟型のアイロン台を使っている。
何回か張り替えながら使ってきたが、脚がだいぶガタついてきた。

そんな中、とあるCMを目にした。
テニス選手と芸人さんのやりとり。奥には大きな洗濯機が並んでいる。

フレディレックの洗い桶や洗濯ばさみなどはロゴがついていて大体かわいい。
洗濯ネットや洗剤類までもかわいく揃う。
ランドリーの壁紙までもかわいい。
この、模様について書き記していく。

フレディレックのアイロンボードを所持している。
裏側の模様が懐かしかったという理由だけで購入に至った。
ほんとうは、別なアイロン台を比較検討していたのだが、、、
この壁紙の模様にノスタルジーを感じ、自分なりにとどめておきたかった。

実家の押し入れには、ドライアイロンとアイロンボードが並んで置かれていた。

アイロン自体、子どもだった自分はほぼ使うことはなかった。
だが、アイロンボードは有用なものとして記憶している。

弟がこたつに入りながら、テーブルの延長として使っていた。

それが、このアイロンボードだった。
ボードを裏返して作業台のようにし、ノートやプリントを広げる。さながら画板のように。
その上で、宿題の書き取りや計算をしていた。

こたつテーブルは大きくなく、リモコンや新聞やボールペン、はたまた急須や湯呑みで常にごちゃついていた。

学習机はあったが、こたつで暖をとりつつ、テレビを見ながら宿題をすませたいという弟が健気だった。

わがままを工夫して、器用にこなす。

アイロンボードの模様をみるたびに、今の自分の不器用さが情けない。

実のところ、脚のついていないアイロン台は使う頻度が極端に少ないのだ。
それでも、大事に持っておこうと思う。


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