ブラック研究室に入って鬱の入り口に立った話②


こんにちは

ブラック研究室に入った彩乃です。

ブラック研究室を辞めることを決意して、大学の学生を診てくれる場所に連絡して…

それで次の日、行ってみました


精神科なんて生まれて初めてだった

どんな先生で、どんなことされるのか

ドキドキだった

ついてみると、

患者(学生)は誰も居なかった

ほんとわたしだけ

それで、受付をしてまっていたら

威圧感がすごいハゲのおっさんが歩いてきた!

わたしの想像では、精神科医は細くて、なんかちょっと病んでそうなイメージ


だからこのハゲは医者じゃないんだろうな、内科とかかな?っておもってたら


ハゲに名前をよばれた

"まじか、この人が精神科医なの、、
威圧感すごいし怖い!!!!!!!"

部屋の中に入ると、ハゲに色々なことをきかれた。

威圧的に


「なにが嫌なの〜!?」
「どうして?!」
「それで??!」

あまり自分のことを話すのが得意じゃない私も、威圧感に負けて、気づいたらベラベラ話していた


「これ以上ブラック研究室にいると本当に鬱になっちゃうからね!」

そう言われた時、
まだ自分が鬱ではなく、鬱の入り口にいることがわかって、
まだ引き返せる!!!

そう思ってちょっとホッとした


まあ、ちょっとブラックホールの中覗いちゃったけどね…

そうそう、ハゲはすごい福耳だった。

いままでにみたことが無いくらい。


ハゲと話して、本当になんでかは分からないけど

ハゲのことが好きになってた

また会って話してみたい!

そんな感情になっていた。

そして、どうしてか分からないけど、その日から泣くことが少なくなった


ハゲ万歳!!!!ばんざーい!


お会計に呼ばれて行ってみると

なんと受診料は10円だった!!!!!

大学生万歳!!!!大学様様!!!

帰り道はやけに元気だった


帰ってからも、ハゲのことが気になって
ハゲの名前を調べてみた

そしたら、教授だった

教授に診てもらえて、受診料10円でいいんですかね!?


大学ばんざーい!!

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