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40歳からの婚活#5 働き方について考える

おはようございます、うみです。

お見合い相手の紹介が始まらないので、連日ひたすら人生について考えています。。

そして今日は日曜だというのに、だいぶ早い時間にバチーッと目が覚め、そこからぐるぐると思考が巡ってまとめたい気持ちになったので書いていきます。

今回は仕事の話。

私は正社員で、少し前までは専門スキルを必要とする部署で仕事をしていました。
万が一の生涯独身も一応想定して、仕事は仕事でがむしゃらにやってきた。
そのおかげもあってか、その専門スキルについては賞もいただいたりと、社内外で一定の評価をいただくことができた。

ただ、正社員として年次が上がっていくにつれ出てくる「管理職になる」という選択肢。
そのことも視野に、今は一旦経験を積み視野を広げるという目的で、別の部署で仕事をしています。

彼と付き合っていたときは、このままこの土地で暮らし、当然のように管理職になっていく自分を想像し、それで良いと思っていた。

が、しかし。

彼とお別れし、特定のお相手がいない、完全自由の身となった今。
さあ、私はどうなりたい?
そう自分に問いかけた。

今の土地は、いわゆる「水が合っている」ということなのか、本当に暮らしやすくて。
なんなら実家のある地域より好きで、だから実家に戻りたいとは両親には悪いが思ったことがなかった。

だから、このまま暮らし続けたい。
という気持ちはある。

でも、仕事のことを考えた時に、このまま管理職になって今の会社を背負っていくことが、自分にとっての幸せなのか?を考えた時に、ふと疑問に思った。

なんか、しっくりこない。


いや、彼と結婚する気満々だったときは、管理職になっていく気も満々だったし、いくら受賞歴があって実力経験があろうとも、フリーランスでやっていくことの難しさ厳しさも同時に感じていただけに、会社を辞める選択肢はなかった。
就職氷河期の終わりかけに、地獄の就活を経てやっと内定をいただいた会社。
しかも正社員、ここまで育てていただいた恩もある。

だけれども。

彼との結婚が選択肢から消えて、完全にフラットな状態で現状を見たとき。
急激に、仕事の多い関東に戻ってフリーランスで専門スキルをフル活用する仕事をしていく方が、20年後30年後の自分は「良い人生だったな」って思えるような気がしてきたのです。
今の地域ではフリーランスの仕事自体が少ない。でも関東なら、すごく幅広くたくさんの仕事がある。

ただ、今すぐ辞めてフリーランスになる覚悟は持てない。
理由は前述の通り。
何より、独身四十路女が自分で自分の生活を成り立たせるために、正社員というありがたい立場を自ら手放すことはできない。

でも、もし、結婚できたら?
夫になる方の収入が安定していて、私の働き方に理解があったら…?

あ、辞めるかもしれない。

辞められるかもしれない。


そんな気がした。

そう考えたら、急に、フリーランスで仕事をする自分像がすごくクリアに描けてしまって、なんというか、やっと、しっくりきた。

さらには、フリーランスで働き方に自由度があったとして、それは家で夫や子供の帰りを待つことができる自分にもつながる。

今どき時代じゃないとか、古風だと思われそうだけれど、私の両親は恋愛結婚ながら割と亭主関白気味で、幼いころ母は専業主婦で、帰ると出迎えてくれたし、その後もパート程度の働き方で常に家庭を優先していた。
そしてその形が、両親はもちろん娘の私にも、幸せだったのだ。

やっぱり自分が思い描く家庭像は、両親の姿に影響されると思う。
ああ、私はバリバリのキャリアウーマンであることに誇りを持ってはいたけれど、心の底では、母のように無理のない働き方をしながら家庭を大切にする生き方に、憧れていたのかもしれないなと。
そんなことを思ったのでした。

そう考えたらますます、結婚したい気持ちが強まってきた。
そして、結婚に求めること、どんな相手が良いかということも、通り一遍のいわゆる「条件」ではない部分で、色々見え始めた気がする。

お見合い相手の紹介は6月からなので。
それまでにさらに思考を整理していきたいところです。

うみでした。

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