『ファイアーエムブレム風花雪月』をおすすめします

ゲーム『ファイアーエムブレム風花雪月』をおすすめします。
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/index.html

◆はじめたきっかけ
長時間遊べるRPGがやりたい」という目的でぐぐり、「ペルソナに似てる」「プレイ時間が優に100時間を越えた」というレビューを読んでそれ以上ろくに調べもせず買いました。ファイアーエムブレムシリーズの他の作品をしたこともなく、RPGかと思っていたらチェスみたいなゲームで驚いた記憶があります。

◆この記事を書いたきっかけ
上記のように極端にお手軽にはじめてしまったのですが、やり始めたら止まらず、プレイ時間がすでに200時間を超えています。(紅花→蒼月→翠風を経て4週目です)
プレイ中に泣いたり笑ったり吐き気がしたりこんなに感情を揺さぶられながら進めるゲームには滅多に出会えない…という気持ちで、作成スタッフのみなさまに感謝しながら200時間越えてもプレイし続けています。知り合い全員に勧めているのですが、わたしがのたうち回りながらプレイしているのを見ていたためかなかなか手を出してくれません。SNSなどで広く友人がいるわけでもないので、このゲームを誰かにプレイしてほしい・人の感想が聞きたいという気持ちだけを抱えてひとりプレイしていたのですが、このタイミングでたまたまこの #全力で推したいゲーム を見つけ、今だ~‼と思いまとめました。

◆こんなゲーム(公式サイトイントロダクションより引用)

仲間を育てるRPGのおもしろさと、戦術を立てて戦うシミュレーションのおもしろさを融合させた、ロールプレイングシミュレーションゲーム「ファイアーエムブレム」。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』は、シリーズ従来の要素はもちろん、本作ならではの戦略性や、より幅広い育成を可能にする新たなシステムなどを加え、さらに進化しました。
プレイヤーの分身となる本作の主人公は、国や背景の異なるさまざまな登場人物と出会い、共に戦いへと身を投じていくことになります。彼らの行く末には、はたしてどんな運命が待ち受けているのでしょうか。
運命の鍵は、主人公である、あなたのその手の中に。
あなたの選択次第で、物語は三つの異なる結末へと向かいます。

◆こんな人におすすめ
・RPGが好き(『ペルソナ』シリーズなど)
・ルート分岐があるゲームが好き(『Detroit: Become Human』など)
・ゲームを「体験」したい
・周回プレイが好き(むしろ周回前提でも喜んでプレイできる)
・メンタルが強い、もしくはメンタルが弱いがそれを乗り越えてでもプレイする覚悟がある

◆このゲームをやってよかったと思うこと
※シナリオの具体的な内容や展開には触れませんが、小さなネタバレもなしでプレイしたい方は以下おすすめしません

・キャラクター(生徒)の成長が嬉しい
舞台となる士官学校に、出身・年齢・性格・バックグラウンドも様々な、3つの学級24名の生徒がいて、いずれかの学級の教師としてプレイします。簡単に説明すると、生徒に剣や魔法などの技能を教えて試験を受けさせたりするのですが、時間をかけて生徒の技能数値を上げて合格させたときの子どもたちの嬉しそうなせりふを聞くと、やったね~がんばったもんね!先生見てたよ~‼とニコニコできます。そしてその技能を使って実践に出して、活躍している様子を眺めることがいつのまにかとても楽しくなっていきます。教師のはずがいつのまにか、お小遣いあげたい、おいしいものを毎日たらふく食べてほしいという親戚の子どもたちを見守るおばさんの思考に。
一方で、公式サイトにあるように、二部では戦争をはじめるので、それを知らずにプレイしたわたし=親戚のおばさんは死にそうになりました(自分のせい)が、その分なぜ戦争をしてはいけないのかをこのゲームから200時間かけて教えられています

・「ゲームは体験」を強く感じながらプレイできる
紹介文にある、『あなたの選択次第で、物語は三つの異なる結末へと向かいます』これに尽きると思っているので、すべての自分の選択がすべての結果につながること(キャラクターひとりひとりの人生を決めること)をどう受け止めるかが、本作を楽しめるかどうかのひとつのポイントではないかと個人的には思っています。(人によると思いますが、あまり気軽にさせない・考えさせる意図のある書き込みの丁寧さと強さのあるゲームだと感じています)
『Detroit: Become Human』をプレイされた方には説明しやすいのですが、『Detroit』はルート分岐ひとつひとつで(大小はあれど)感情を揺さぶられて、それがそのままゲーム体験になる、という形です。『Detroit』では考える時間が非常に短いという特徴がありますが、本作は考える時間はあれど迫られる選択によってキャラクターのその後が決まるというところに考えさせられるゲームです。(どの学級を選ぶかもですが、スカウトするかどうか、どの順番でルートを辿るかとか…)

・シナリオやキャラクターの書き込みが丁寧なので、周回が楽しい
私はすでに3週終えていますが、3週目の終盤でも新事実があり面白がりながらプレイしています。(新事実なのはわたしが察することができていないだけかもしれません…が、繰り返すようにプレイした友達がひとりもいないのでわかりません!)また、キャラクター同士の関係性も広く深いので、学級を超えても「あ、この子とこの子仲いいんだ!?意外だ…」ということもありいろんな側面から楽しむことができます。「仲良し度」のようなものがあるのですが、これが3段階あるキャラと2段階までしかないキャラがいて、「まあ気が合う子がいればそうじゃない子もいるよね」などすごく生々しい気持ちにもなります。シナリオ上戦争が起きるので、つらいこともそれなりに起きるのですが「1週目で説明されなかったここが2週目で分かった」「2週目で仲間になったこの子がこの子とこんな関係なんて」ということがずっと続き、麻薬のようにやめられなくなっている状態です。いろんな関係性があるので、そういうゲームが好きな方にもおすすめです!幼馴染とか、主従関係とか、婚約してるしてないとか俺の父ちゃんお前の父ちゃん殺したとか。

◆さいごに
できるだけネタバレを避けてご紹介したつもりですが、もしこれを読んで興味を持ってくださったり、プレイしてくださる方がいらっしゃったらとても嬉しいです。決して明るい話ではないので簡単には言えないのですが、しんどい箇所を乗り越えたからこその達成感やキャラクターに対する愛・シナリオの面白さを体験できるゲームだと思っています。周回に耐えうる(前提の?)シナリオの深さが一番の魅力とも思ったのですが、ネタバレが避けられないので上手にお伝え出来なかったことが残念です。
お察しのようにひとりでプレイして感想を抱え込むのがだいぶ向いてないゲームだと感じているので、もしプレイしている方がいらっしゃったら一言でも声をかけていただけたらそちらもすごく嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。まだまだ『ファイアーエムブレム風花雪月』楽しみます‼

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