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noteでみつけたたからもの

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そっとのぞいてみてほしい。わたしのスキのライブラリー。いつかの、だれかの、珠玉のことばたち。
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#虐待サバイバー

【人は理由なく生まれるけれど、理由なくして死なない】

大きな山をひとつ越えた。そんな気持ちが半分、残り半分は空洞のまま。 何かを手に入れると何…

碧月はる
3年前
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【cotreeアンバサダーを辞退します】~性虐待サバイバーである、私が今思うこと。

この記事は、cotreeアンバサダーとして活動してきた経緯から伝えたいと感じたこと、また、性虐…

碧月はる
3年前
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【余力があるときだけでいい。どうか、一緒に考えてほしい】

波の音を聴きながら、ひたすらに沖の水平線を眺めていた。逆巻く感情の嵐が過ぎさるのをじっと…

碧月はる
3年前
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「無理矢理されたのまで律儀にカウントしてんじゃねえよ」

「触ってもいい?」  切羽詰まった様子でそう言った彼は、私の答えを聞く気なんてないみたい…

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碧月はる
3年前
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秋空の下、想いごと。

「きょうね、おやすみしたいの」 我が家の息子たちは、集団生活があまり得意ではない。長男も…

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碧月はる
4年前
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”まだら模様”を抱えて。

「大丈夫」と「大丈夫じゃない」の狭間で、随分長いこともがいているような気がする。 「大丈…

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碧月はる
4年前
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苦しいものを背負わせるために産んだんじゃない。

「その薬は、お母さんを元気にしてくれる薬なの?」 純粋な疑問をまっすぐにぶつけられたとき、私はいつも言葉に詰まる。長男は私を心配して言ってくれているだけで、困らせようとしたわけではない。しかしその質問に笑顔で即答できなかった私の顔を見て、彼は慌てて自身の発言を打ち消した。 「あ、やっぱりいいや。わかった」 本当は納得も理解もできていないことを、「わかった」ということで”この話はおしまい”と打ち消そうとする。長男のこの癖は、私の幼い頃とよく似ている。 * 誰しもが、本

¥200

それさえ叶えてくれたら、もう他には、何も要らないから。

「お母さん、覚えてないの?」 「おかあさん、わすれんぼうだなぁ」 長男の声は、不安そうだ…

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碧月はる
4年前
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許された傷痕と、恋の欠片のようなもの。

醜いものを見ると、人は極端に寄りたがる。 それが”正しい”か、”正しくない”か。その両極…

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碧月はる
4年前
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巡れ、巡れ、ぐるぐると。

「大丈夫だよ。だって、これはほんとのことじゃないから」 虚ろな表情でそう言った息子は、ま…

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碧月はる
4年前
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書き続ける私を、好きでいたい。

本日の記事内には”虐待”に関する記述があります。生々しい表現は避けてありますが、読まれる…

碧月はる
4年前
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