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外国語を学習すると、脳はどう変わるのか。

こういう動画をみた。↓

外国語を学習している人の脳がどう変化するか、というもの。
結論から言うと、いい風に変化するのであるが、大きく分けて、その長所を11個あげている。

①学習している言語が上達したりして満足を感じることにより内部感情がアップするセロトニンなどが出るので、よりハッピーになる。
②人の感情を読むことが上達し、文化の違いも学ぶので、共感力が増す。
③第二(または第三)言語で考えることは、母語で考えるより過去のトラウマの感じ方をやわらげることができる。
④集中力が高まる。
⑤母語では使わない音を聞き分けるので音への感度がよくなる。
⑥世の中の物の見方が変わる。
⑦脳が活性化されて、長生きにつながる。
⑧枠にとらわれずに考えることができるようになる。
⑨論理的に判断できるようになる。(第二、第三言語を使うと、より感情を切り離して考えられる。)
⑩より賢くなれる。
⑪新しい第三(またはそれ以上)言語を獲得しやすくなる。

いいことばかりじゃないか!!!

母語以外の言語を学習すると、母語のみで生活していると使わない脳の部分を新たに活性化させることになる。
脳は神経の根幹部であるから、ここがよく働くようになると、神経系統の病気になりにくくなったり、傷の治癒が早くなったりもするとのこと。

面白いところでは、言語により物の見方がまったく違う点。
これは英語、イタリア語を学習しているわたしも良く感じるが、この動画での例として、中国標準語のマンダリンを出しているが、マンダリンでは、時間の流れを「上」「下」でとらえるらしい。
また、英語のLoveの概念は日本語にはもっとたくさんあるし、他の言語でもまた違う。
だからこういうことを学ぶということは、今まで自分が見ていたものと違う物の見方を身につける、ということにもなる。

新しい言語の学習は、脳がジムトレーニングするようなものなのだ!
そして、いくつからはじめても、おそすぎるということはない。

・・・というわけで、この動画の内容がたとえすべてが真実ではなかったとして、かなり割引して考えたとしても。。。言語学習しない手はないよ、と思うのだ。

あ、しかし。それを言うならほぼすべての日本人は何年も学校教育で英語をしてるじゃないか、というご意見もあろうが。
ただ、残念ながらここで言う言語学習はあくまで自発的なものであって、義務的なものではないことが前提のようだ。だからどんよりした気持ちで勉強した学校での英語はカウントされないみたい。



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