KAWAIピアノとハワイの水
わたしが習っているフラ教室の次の新曲は Ka wai nahenaheという曲だとのことだ。
この曲はハワイのフラのクム、Michael Casupang 氏が作った曲で、わたしの教室の先生の先生のNatalie Ai Kamauu先生が歌っている。
フラの歌はすべて意味があってそれを踊りであらわすので、今日は先生がこの曲のエピソードをちらっと話してくれた。
曲を作ったMichael Casupang氏に生徒さんたちが記念日に日本の河合ピアノを送ったそうだ。それもグランドピアノを(すごい)。
ピアノには KAWAIとロゴがある。
実はKa waiという言葉がハワイ語では意味があって、「水」「水の源」などの意味だそう。
Michael Casupang 氏はこのロゴとピアノがとても気に入って、Ka wai nahenahe という曲を作ったそうだ。そしてこの曲の中にはそれを送ってくれた生徒さんすべてを想起させる言葉も入っているらしい(素敵)。
ハワイ語は割と日本人には発音しやすいかも、と思うが(わたしは話せないものの。)そうなると、日本語のある言葉がハワイ語のある言葉に聞こえが似ていたりすることも多いだろう。KAWAI がハワイ語でも素敵な意味でよかった。。。
一方、わたしの言語交換の友人アリーチェちゃんから聞いた話によると、ミラノでも日本のユニクロが人気だそうだが、このUNIQLOの発音、QLOが、イタリア語のculoという単語を想起させるらしく。実はculoは「お尻」という意味だけど、あまり品が良くないほうの言い方(英語ならassとか、かな。)だから、「ユニクロ」と言わず、なんとなく「ユニ」と呼んでいるらしい。
そうやってイタリア語と日本語は発音が似ているから、先日話しているとき、わたしが「不器用」という単語を使ったとき、これはたぶんわかってないかな?と思い、「不器用って知ってる?」と聞くと、「知りません」とアリーチェ。「え~っと、avere le mani di pasta frollaみたいな意味かな。。。」と言うと、アリーチェが困り顔をしながら、「『ぶきよう』と聞くと、どうしても、『武器』が浮かびました。。。」と。
そこは「ぶき・よう」というより「ぶ・きよう」から成り立つ言葉だろうけれど、やはり、よくわからない外国語を聞いていると、自分が知っている単語にひっかかる。そしてそれが実はある単語のほんの一部であって、今回のアリーチェのような不自然なひっかかりかたをすると、文がまったく意味不明になってしまう。そして、戸惑っている間に、軽く次の一文二文を聞き逃してしまったりするのだよなあ。
言葉の海はすいすい泳げると楽しいだろうが、油断すると足をとられて沈みそうになる。
まだ新曲のKa wai nahenaheを踊り始めるのはもう少し先のことになりそうだが、愛しい生徒たちからもらったピアノにこの河合のロゴをみつけたときのMichael Casupang 氏、本当にうれしかったんだろうな。
↑もう10年前になるようだが、2014年のナタリー先生が歌って、ご主人のイオラニ先生、そしてまだ初々しいお嬢さんのシャレイちゃんが踊っているKa wai nahenaheのYoutube動画をみつけた。
みなさん、今よりかなり細い(笑)。
今日のフラ教室でのエピソードでした。