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シニア犬が元気に過ごすための生命線

現在の抹茶の毎日に力を入れてることは「お散歩」です。

“力を入れてる”なんていうと、ちょっと大袈裟ですが、「お散歩」はシニア犬にとって少しでも長く元気に過ごしてもらうための生命線だと言ってもいいんじゃないかと思っています。


若い時はなんだかんだ歩き回ってる時間が多いですが、シニアになると特にやることもやりたいことも少なくなり、ゴロゴロしている時間がどうしても多くなってしまいます。

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脚の筋力が落ちると身体を支えられなくなり寝たきりになってしまうのは人と同じ。

身体が大きな犬ほど体重を支える負荷がかかるので筋力が落ちれば、小型犬より中型犬、中型犬よりも大型犬の方が、寝たきりになるリスクは大きくなります。

放っておいても動いてはくれないので、動いてもらう機会を増やすことが必要です。

抹茶の場合は、お家の中でエクササイズを兼ねた遊びをすることもあります。お散歩ではしない動きで筋トレやストレッチにもなりますが、やっても5〜10分ほど。(シニア犬のエクササイズについては、またの機会に紹介します。)

それらをやりつつも、日課としてお散歩にできるだけ多くの時間を費やすことが寝たきりを遠ざけることにつながるだろうと考えています。

抹茶にとってお散歩は運動になるだけでなく、気持ちのリフレッシュにもなる楽しい時間のようです。

今日もなんだかんだで1時間半。こちらが疲れるほど歩いてくれる抹茶さん。おかげで私も運動になっています。

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私の場合、時間の融通がきく仕事ですし、今は抹茶を優先にスケジュールを立てているのでこんなことができていますが、こんなに愛犬に付き合えない飼い主さんも多いと思います。そういう場合は、週に数回、犬のデイケアを利用するとか、ドッグトレーナーやシッターに散歩や遊びやエクササイズをお願いするといったことも考えてもいいと思います。

寝たきりなどで本格的な介護が必要になった時にも引き続き利用できるところなら、飼い主さんはもちろん犬自身も安心できるので尚良しです。今はペットサービス自体が充実してきています。頼りにできるところを早めに見つけておくこと強くお勧めします。

お散歩中は、いろんなところから呼ばれる(ニオイが漂ってくる)のか、後戻りしたり、蛇行したりと、一見無駄な動きがちょこちょこある抹茶さん。移動距離以上に歩いているはず。

真剣にニオイかぎをして、納得するのか何やらスッキリしたお顔で次に向かいます。楽しんでもらいながら、運動にもなってるのなら飼い主としては嬉しい限り。

これだけ歩いている抹茶ですが、最近は少し後脚の衰えを感じるようになってきました。

後脚が動かなくなって歩けなくなるシニア犬が多いのですが、ヘルニアや関節の不具合によるケースや、単に動きが少ないことで起こる筋力低下が原因の場合もあります。

もうひとつは視界に入らない後脚を犬自身があまり意識できないからということもあるように思います。(これについては今後紹介します。)


コーギーの平均寿命は12〜14歳。いつ何があるかはわかりませんが、13歳半の抹茶は今のところ元気そうなので、これでも抗えてるのかもしれません。

同胎の女の子は去年の3月に12歳半で旅立ちました。その子は、コーギーに多い変性性脊髄症(DM)の発症があったそうです。これは麻痺が少しずつ広がっていく病気で原因はまだあまりわかっていません。

つい2、3年前まで近所の散歩でコーギーさんに出会う率が結構高いと思っていたのに最近は全く見かけなくなりました。

近い将来を覚悟しつつも、抹茶には最期のその時まで幸せに過ごしてもらいたいと思っています。

抹茶がニコニコ楽しそうに歩いているのを見ると、今日もお散歩できてよかったなと思います。

あと何回一緒にお散歩できるかな。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

たばたまき


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