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材料は全て100均!くんくんマットを作ってみた

先日知育トイとして代表格のKONGのことをお話しましたが、今回は手作りできる知育トイ、スニッフィングマットについてです。

どういうもの?

呼び方は、スニッフィングマットのほか、スナッフルマット、ノーズワークマット、クンクンマットなどいろいろのようです。

形状はこんなもの(写真)↓

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作ったものを見ていただいていますが、市販のものもたくさんあります。上の呼び名で検索をかけると、これでもか!というくらい出てきます。

どうやって使うの?

このピラピラしているのはフェルトの生地です。この草のように生えているフェルトの間に食べ物を隠し、それを犬が見つけて食べるというものです。

散歩中に抹茶と、ふかふか落ち葉の地面や草の生えている場所で、隠した食べ物を探すゲームをするのですが、それの室内版です。

室内なので、環境をコントロールしやすく、衛生面などの心配をしなくて良いのは嬉しいところです。

外で行うときは、その場にフードのお残しがないようにと、私が把握できる範囲の3つくらいまでしか隠せませんが、室内だと誰に迷惑をかけるわけでもないので幾つでも隠すことができます。

どうやって作るの?

さて、作り方です。

材料は、全て100円ショップで調達できます。

材料
・好きな色のフェルト生地
・穴の空いたシンク用マット

今回は、Seria(セリア)の洗えるフェルト60センチ×60センチとダイソーのシンクマット32センチ×26センチを使いました。

ダイソーのフェルトとセリアのフェルトは多分そんなに違わないのですが、私の好みの色味がセリアで売ってたので今回はこのチョイスとなりました。

シンクマットは穴の空いているもの、さらに柔らかいものの方が洗濯しやすいと思います。


作る前準備

フェルトをカットしますので、よく切れるハサミを準備します。

作るときはホコリがするのでマスクを着用しておいた方が良いと思います。


作り方① フェルトをカット

今回は、10センチ×2.5センチにしましたが、ざっくりでも構いません。

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作り方② シンクマットに結びつける

カットしたフェルトを1本ずつシンクマットの穴に通し結びつけます。1本のフェルトの真ん中の部分に結び目が来るように1回だけ結びます(一結び)。

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それを繰り返し、シンクマットをフェルトで埋めつくせば完成です。

使ってみよう

抹茶は知育トイ全般をくわえて宙に放り投げ、床にバウンドさせて中身を出すという荒技をよく繰り出すので、今回のマットもそのままだと振り回す可能性大です。

振り回して部屋中に飛び散った食べ物を探して食べるのも抹茶は楽しいとは思いますが、それはこちらの都合で単純に困るのでちょっと考えました。

振り回し予防に考えたのが、座布団と一体化作戦です。

使ったのが、これまたダイソーで買ったバイクや自転車などで使う荷台用バンドです。

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これをマットに引っ掛けて座布団にぐるっとすれば一体化完了!完璧です。

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流石の抹茶も座布団は振り回せません!

抹茶の足が滑らないようにヨガマットを敷き、その上にフードを隠したマットを置けば準備完了です。

いよいよ、抹茶に使ってもらいます。

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ピラピラの間にある食べ物を取り出すために前足で引っ掻くような動きをしたり、ごろごろしていることが多い室内で結構長く立っていたりと、シニアの抹茶には良いエクササイズにもなっていると思われます。

かなりしつこくスンスンふんふんにおい取りをしながら入念に食べ物を探します。

においを嗅ぐときは、吸うだけでなく、鼻を押し付けて勢いよく鼻から息を吐くということもやります。これをすることでにおいの出所をはっきりさせる材料が増えるのだろうと思います。

今回使った食べ物は、抹茶が好きなニューヨークボンボーンのチキンパルメザン味です。

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これは小さく割りやすいのと好きなわんこさんが多いので、ドッグトレーニングの仕事にもよく使っています。

もちろんドッグフードでもいいのですが、あまり油っぽいものや崩れやすいものは避けた方が良さそうです。

抹茶が「食べ尽くした!」と納得するところまで探してもらい、終了です。

スニッフィングマットを使った後は、よくはたいて、乾かして、コロコロして、風通しの良いところに保管します。洗濯する場合は、クエン酸を混ぜた水につけた後に洗剤で洗うとスッキリします。

最後に

そんなに大変な作業でもないし、安いので、壊れてもまた作ればいいねと思えるくらいのものです。

それでも、自分が作ったもので愛犬が楽しんでくれているのを見ると幸せが倍増します。

作ってみようかなと思った方はぜひチャレンジしてみてください。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

たばたまき


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