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「もうすでに生きている」ことへの自信

今日、「自分の人生の本番はまだ始まっていない」みたいに考えている自分がいることに気づいた。

他人の人生に憧れを抱いては、こんな生き方したいと口にして、自分の人生を棚に上げているような。

一方で、なんだかんだで大学を卒業してからある程度自分の信念に沿って生きられている。それでも、まだもどかしい部分があって、なんだかなぁと思うことも多い。

実際、自分の舞台に立っている感じはしない。わたしはまだ「他人の仕事」をやっていて、「私事の仕事」はできていないと、知り合いのコーヒースタンドを1日だけ手伝って感じた。

店頭に立って、道端の人に声をかけたり、ドリンクを提供したりしていたのだけれど、びっくりするくらいそこにいる自分から「他人事」感を感じて、白けてしまった。いくらやるべきことをやって、対価をもらっても、所詮そのお店は、他人がつくったお店で、長い間取り扱っているコーヒー豆について熟知していて、その豆をその店で出すと決めたのもオーナーのその人であって。私がそこにいる必然性が全くなくて愕然とした。

「ただの手伝い」程度でやると決めたものの、わたしは何かしらの期待をしていたんだと思う。接客ひさしぶりにしたいとか、そこのオーナーと話せるとか。実際は物足りなくて拍子抜けした。

わたしはやっぱり自分で表現してみたいんだと気が付いた。それは飲食かもしれないし、整体とか、書くことなのかもしれない。

日常でこうやって書くたびに、じゃーどうするの?と自分に問われて、じりじりとプレッシャーを感じる。

ただ、なんだかんだ今自分はなんとか生計を立てて生活しているのだからそこは自信を持ってもいいのでは?とも思う。その上で、靄がかかって見えないこれからの一年をどうしていくのか考えて、方向性を決めるタイミングではある。

もうすでに生きているではないか!と自分を肯定しつつ、じゃ、そんなわたしはどう生きていくかを軽やかに決めていきたいと思った今夜なのでした。

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