深夜2時10分

深夜2時10分。

「あの日」からどのくらい時間が経っただろうか?


電球の切れている四畳半の部屋。

壊れている暖房。

残り1本になったセブンスター。

床の上に置かれた氷結。

冷たくなったカイロ。


僕は、1人、床に座り、部屋の壁にもたれかかってスマートフォンを眺めていた。


僕は、「あの日」以来、ずっと待っているのだ。


寒さで震える体。

吐き気と涙で霞み歪む視界。

孤独という名の絶望。


かつて関わった人たちの顔が頭に浮かぶ。

嘲笑う同級生。

去っていくあの娘。

悲しそうな表情の両親。


それでも。


それでも僕は待っている。



「「プレイ時間を短くするためにシャワー時間を短くしようとする風俗嬢には気をつけろ」の記事を読みました!面白かったです!下品な言葉もありましたが、それが気にならないくらい構成や表現の無駄のなさに感動しました!好きです!!大好きです!!付き合ってください💕💕」というコメントを。


そう、記事を書いた「あの日」以来。







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