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私が渡米して1週間で就活を始めた理由

こんにちは、みみです。
私は渡米して1週間後には就活をスタートさせ、約2ヶ月半で就職先を決めました。
周囲からは早いね、と言ってもらえることが多いですが、こんなに就職を急いだ理由について自分の気持ちの整理も兼ねて言葉にしてみたいと思います。

一番の理由は、自分が所謂「駐妻」に向いていないという確信が渡米前からあったからだと思います。
そもそもアメリカに来るまでは普通に会社員として同世代の男女と同じように働く一人だったはずなのに、いきなり異国の地で「主婦」にカテゴライズされる。
別に主婦をしたい訳でもないし、キャリアを中断してることに焦りも感じているのに、周りからは「○○さんの奥さん」と呼ばれてしまう。
普段特に話題にできるような出来事が多くある訳でもないし、情報源は主人のみ。
そして主人経由で知り合った人は、主人経由でしか繋がれず、いつまで経っても関係が深まった気がしない。
でも相手からしてみれば、日々仕事をする訳でもなく家にいるだけの駐妻と話しても実りある話が出てくるとも思えないし、そりゃそうかと納得もする。
この悔しくて、歯痒くて、悲しくて、寂しくて、、、みたいな感情がずっと自分の中に渦巻いて、自分の人生なのに全く主体的に生きれていない感覚に耐えられなかった。
だから早く自分だけのコミュニティを持って、自分の力で仕事して経験を積んでる!という自信を持ちたかったのだと思います。

子供がいれば、少なくともママ友とは対等な関係でいれるし、共通の話題もある。そして子供を育ててるんだ、という一定の自尊心も持てる気がする。(これも人によっては自尊心を保つには十分ではないかもしれないけれど・・・)
でも一方で子供を授かるということの責任は色んな意味で重いことを周りの子持ち家族を見て日々痛感します。
お酒が飲めない、旅行へ行くハードルが上がる、アメリカでキャリアアップは難しくなる・・・とかとか。というか、それ以前に日々の育児がそもそも絶対に大変。
そう思うと本当に子供が心から欲しいのかも自信がない。でも妊娠するなら早いほうがいいよなという漠然とした焦りだけが募る。
そして何より子供は授かりものだし、欲しいと思ってすぐに妊娠できるものでもない。
だから妊娠する方に100%かけるのは精神的にもヘルシーじゃないと思いました。

こんなことを書き連ねてるとキャリア志向強めに思われてしまうかもしれないけど、そんなつもりは微塵もないんです。
東京での仕事は基本的に毎日忙しくてあっという間に1週間過ぎていくような日々。そんな状況から一時離脱して、カリフォルニアで過ごせるなんて恵まれてる〜幸せ〜と心から感じる時もたまにはあります。
でもやっぱり8年間周りの同期と同じように会社員としてやってきて、それなりに仕事してきたぞ!という自負があると、単純に遅れを取ることに不安や焦りを感じてしまう。
特に私は主人と同期同士なのですが、自分が駐在でアメリカに来ていたらこういう仕事をしていたのかとリアルに想像出来てしまい、それに比べて私は・・・と思うことも多々あります。

でも冷静になると、他人と比較しても幸せにはなれないし、じゃあ東京に一人で先に帰るか?と言われれば帰りたくはないので、自分の力でアメリカの暮らしを満足のいくものにするしかなかった。
アメリカでの暮らしに本当に満足するには、私には「自立してる」という自信が何より必要だったんだと思います。

なんだかちょっと重めな記事になってしまいましたが、気持ちが沈んだらアメリカに無限とあるクラフトビールとカリフォルニアワインで自分をたっぷり甘やかしているので大丈夫です!笑
では、皆さん良い週末を〜!

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