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Newコタまり第22号「2・6・2の法則」

月の変わり目とか、年度の変わり目には、どんな仕事でもあるあるだと思いますが、今までの環境を変えようとする動きが出てきますよね。

私の場合は、「学期」と言う独特の単位になりますが、預けたけど、成績が上がらない。というのが一番多いです。
毎年そうやって生徒や保護者の期待を裏切ってしまう。そのたびに凹みますよね…。

一方で、成績が上がったり、無事志望校に合格したり、感謝されることもあるわけです。そういう時は、この仕事をしていて良かった。と思う。
そんなことが、毎年、連続して起こるので、なかなか精神的には楽ではない仕事です。

一時期とても売れた本で『嫌われる勇気』という本がありました。

ちょっとななめ読みをした感じ、宗教っぽい感じがしたので、読むのをやめてしまったんですが、その中に「ユダヤ教の教え」というのが書かれていたのを思い出しました。

10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。
あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人は、どちらでもない人々だ。

こんな感じだったと思います。
まぁ、だからその1人を気にせずに生きていけ。ということが書かれていた気がします。
この割合は結構いろいろなところで言われていて、例えばカウンセリングを育成する講座でも同じような話を聞きました。

2・6・2の法則。

何を表すのかというと、人からどう見られているのか。という割合。

好かれる  普通  嫌われる
 2    6    2

どんなに好かれようと努力したり無理に合わせてみても、このバランスが変わらない。という説です。

人が10人いれば、
何をやっても、2人には好かれる、
だけど、何をやっても、1人か2人には嫌われる。
全ての人に好かれるのはそもそも無理。
好かれるのも、嫌われるのも、相手の都合。相手の問題。
相手のなかの「何か」が過剰に反応しただけで、
自分のせいではない。

わかるんですよ。
でも、そもそも悩んでいる人には、その「1」が気になって仕方ないだけであって、頭ではわかっていても、すみっこにこびりついたように残るんです。
やっぱり、その「1」に向き合ってしまうんです。
仕事柄と言われればそれまでなのでしょうが、この理論通り、いくら気をつけていても、必ずマイナスの方向に行ってしまう関係が出てしまいます。

0になることはないのかもしれませんが、
それに向き合い、日々挑戦する人でありたいな。と思います。
まぁ、言うのは簡単。実行するのはツライんですけどね…。


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