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湯平温泉 砂湯温泉(休業中)

大分県にある、湯平温泉です。
湯布院に隠れてしまって、今はあまり注目されていませんが、昔ながらの風情を残しているいい温泉地です。

2020年の豪雨で大きな被害を受け、ここで紹介している砂湯温泉は大きな被害を受けています。
全部で5つの共同泉がありますが、現在は共同温泉の利用が制限されています。
現在入浴可能な湯は【銀の湯】営業時間:10時~14時まで
最新の情報は公式HPを参考にしてください。

行った日は平日。人の気配が全くありません。観光案内所すら休み(笑)
なんだかさみしい限りです。

ふもとの郵便局の近くに、無料の駐車場があります(駐車場といってもほぼ空き地ですけどね…)そこに車を止めて、えっちらおっちら坂を登っていきます。

温泉街に入ると、下は石畳になっています。
湯平には共同温泉がいくつかあります。
下から、橋本温泉、銀の湯、砂湯、中の湯(奇数日が女性・偶数日が男性専用)、金の湯の5つがあります。

案内板
橋本温泉
橋本温泉内部
銀の湯
中の湯
金の湯
金の湯内部


その中で温泉道に指定されていたのが「砂湯温泉」です。
看板が出てないので、一度通り過ぎてしまいました(笑)石畳の道から途中で細い道に入り、橋を渡ります。

この橋のコケの感じがいい

また、これがいい風情です。
そして、川のすぐ近くに温泉はあります。

何でも、昔は浴槽の底が砂で、そこから温泉が出ていたそうです。今は浴槽ですけどね。どこの共同浴場も無人運営で、お金を料金箱に入れて、各自が入る仕組みになっています。

入り口
砂湯内部

浴槽はシンプル。脱衣場とセットになったタイプです。
お湯は熱くてなかなかシャッキリとする湯でした。朝湯にはもってこいです。あまり長くは入れないですけどね(笑)

川の近くにあるので、洪水の時に大きく被害を受けてしまったようです。2022年の5月に現地を訪問してみました。
ちなみに5月3日。ゴールデンウイーク真っただ中です。

温泉街のメイン道路です

だれもいないんですよ…。
ここまで水害の影響があるとは、思ってもみませんでした。
砂湯温泉のところに行ってみます。

砂湯温泉跡

なんと…。ここまでひどいとは。
温泉の建物どころか、土台のコンクリートくらいしか残っていません。ここまで被害が大きかったとは…。

ここも一度、泊まってみたい温泉地の1つです。宿屋もたくさんあるようです。復興と簡単に言いますが、そうそうすぐには進みませんよね。
もっとにぎわえばいいのになぁ。という思いと、この雰囲気をなくしてほしくないなぁ。という思いを持ちました。

なんとか復活してほしい。なので、少しでも多くの人に現状を知ってほしいので、情報を上げておきます。

住所:由布市湯布院町湯平
電話番号:0977-86-2367 (湯平温泉観光案内所)
2022年現在休業中
泉質:塩化物泉


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