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山登り1座目⛰️太平山(栃木県)

土も埃もついてない真新しいトレッキングシューズで先ずは参拝👏👏

ににぎのみこと
あまてらすおおみかみ
とようけひめのおおかみ
その他多くの神様をお祀りする太平山神社
早朝でしたので参拝者は私ひとり。

この右側から少し登った所に奥宮がある。今思うと本当に山登りというものを知らないおバカ者で、ルンルンと浮わついた気持ちで急ぎ足。この5分程度の登りでヘトヘト💦

ここで鈴の音がして「神の男」が現れる。
私の服装をみて登山者だと思ったのでしょうね。
「ここから100メートル登った所に富士浅間神社がありますよ。」
ご親切に教えてくださり、足を進めて行ったが…前方には急な…急な岩が。そそりたつ岩に思わず…どうやって登るんだ…!?と驚きを隠せない私。
何度も言います。本当に私は何も知らない馬鹿でした😆
岩に両手を当てながらようやく登頂した小さなエリアには浅間神社の小さなお堂。
裏には山頂標識もありこれだけで満足感。
さて。
ここからである。
目指す「晃石山」への案内板があったがどうも急降の斜面にしか見えない。
予習でみていた地図も間違い無さそうだが…この急な下り降りをする自信がない。
そこへ、「神の男」颯爽と下ってあっという間に姿が見えなくなってしまった。
どうも間違いではなさそうである。
私も確信を持って下ってみた。…が、怖い。下りは怖い!足の掛け場所を岩にするのか土にするのか…。そしてなんとも邪魔になるのがポールだった。
だが、短くしてリュックに収める余裕は全く無し。果てしなく続くと思われる岩混じりの林をようやく降りきった。
それから稜線ぽいなだらかな道を進んで晃石山へ。
最後の急登は息が切れ何度も呼吸を整えた。しんどかった。足を掛ける岩を決める!慎重に。あとは大胆に体重移動をして登るんだ。1歩…1歩…慎重かつ大胆に。
登ってる最中は何も考えていない事に気付いた。ひたすら自分の身を…足をどこに置くか。
晃石山に登頂した時の汗と汗の退いていく感は人生初の心地よさだった。
出会った登山者とも歓びの気持ちを分かち合いした。ベテラン風のご夫婦だったが帰りのアドバイスも親切に教えてくれた。
下山途中、山経験者のある人の言葉を思い出した。「自分の足で登ったら自分の足で降りてきてね」

「陸の松島」とも言われる謙信平から見下ろした関東平野が忘れられない。
帰宅して 初めて泥を拭き取ったトレッキングシューズが愛おしい。

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