![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141097546/rectangle_large_type_2_ebb9ed0368690c516a7e41718c61fbc8.jpeg?width=800)
心得( こころう )。
吹けば飛ぶよな、命です。
然れば、人 笑われなりと、
笑まふこと、是 絶やさず。
不自由を常と思い、
他人の妨げにならぬよに、生かんとなりけり。
阿漕、慳貪は、僻様なり。
然て、心を致して接すれば、
例へ 手と身になろうとも、必定なり。
悉くは、構へて足掻かず。
時の花を挿頭にす。
余り価値の無い、私です。
だから、馬鹿にされたり、笑われても…
怒らず、悲しまず、笑って やり過ごすよ。
いつも 思い通りにはならないことを、心に置き、
他人の邪魔にならないように、生きようとしてきたなぁ。
自分勝手、欲深いことは、駄目だね。
そして、誠意を尽くして 人と接していたら
例え、落ちぶれて 身一つになっても、間違ってない。
全てのことは
決してジタバタしたりせずに
流れに身を任せることが良いよね。
古語での、作文です。
普段、ぼんやり 分かった気で読んでいるけど、いざ執筆するとなると、難しい。
読めるのに、書けない。
古語で、文章を綴るは…
些か難解なり。
心得
理解する。悟る。
吹けば飛ぶよな
ちょっとした風にも、吹きとんでしまいそうにやせて軽いさま。
笑まふ
にこにこする。微笑む。
僻様なり
間違っている。正しくない。
心を致す
心を尽くす。 誠意を込める。
手と身になる
《 足すなわち銭がなくなる意 》落ちぶれて身一つになる。 無一物になる。
時の花を挿頭にす
(「 挿頭 」は草花を髪や冠の飾りとすること )その季節に咲く花を飾りとするように、人は時流に乗ってこの世を渡るのがよいことをいう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?