![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75394448/rectangle_large_type_2_4a524862c6ae8af40606cc61f8a55e4f.jpeg?width=800)
エモい。 - 文章に思う -
『 言葉 』は、音符に…
そして『 文章 』は、楽譜のようだ。
最近よく耳にする、いわゆる『 エモい 』音楽を好む私は、文章にも『 エモさ 』を求める傾向にあるように思う。
私にとって、文字を綴ることは、一瞬の刹那を言語化して留めておくことであり、カメラで、瞬間を焼き付けることに比喩できるであろう。
どんな言葉で、どんな表現を用いるかによって、楽譜の仕上がりは格段に違いがでる。
言葉に命を吹き込まれた それは、互いが助長しながら重なり合い、まるで、交響曲のような美しい音楽を奏で始める。
例えば この、雨上がりのエモさを上手く言語化して伝えられないのは…
貴方が、ぺトリコールを感じることが出来ないのは…
私の言葉達が、まだ 足りないからだ。
稚拙で、拙い文章能力しかない私に、楽譜を仕上げることが出来るだろうか。
でもいつかは、奏でてみたいと思う。
貴方の頭の中でも。
目に止めてくれて、ありがとう。
【追記】
ペトリコール(英: Petrichor)は、雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉。ギリシャ語で「石のエッセンス」を意味する。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?