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トムホのロミジュリ観劇とファンサの記録

ロンドンにてトム・ホランド主演の演劇 Romeo & Juliet を観てきたので忘れないうちに感想を、、

思い返せば夫のイギリス赴任が決まった時、”もしかしたらロンドンでデート中のトムデイヤに遭遇できるのでは?!” という超ミーハーな期待を抱いていた。笑
残念ながら2人一緒の場面にはお目にかかれていないけど、2月に行われたDUNE: Part 2のロンドンプレミアにてゼンデイヤに、今回のRomeo & Julietの舞台でトムに会うことができたので、ほぼ願いは叶ったようなもの・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ゼンデイヤもトムも想像以上にチャーミングでますますファンになってしまった…( ˘ω˘ )♡
(ちなみにゼンデイヤを拝んだ時の記事はこちらです↓)

以下、演劇のネタバレを含むため、知りたくない方はご注意ください!!!




期待値低めで向かった Romeo&Juliet

毎度のことながら、子供をベビーシッターさんに預けたりするのが面倒かつお金もかかるため、夫婦で別々の日程でチケットを取って観劇。先に観に行った夫からは「最初は生トムホ〜!となるけどその後はあまり期待しない方がいいよ(笑)」と意味深で辛口な事前情報をもらい、一体どんな舞台なんだ〜と想像できない状態で劇場に向かった。
自分の席に着き舞台上のこちらのセットを見て早速感じたことは、

写真撮影NGなので、撮ったのは開演前のここだけ

いつぞやのBLUEかBACKSTREET BOYSかBTSのライブのオープニングでこういうセット絶対あっただろ!!
なんかこういう、無機質なフェンスみたいなやつに登ったり鍵ぶっ壊したりして登場してくるの(これわかる人いたらお友達になりたい)

こんなどうでもいいことを思ったあと、これは家の門を表しているのか?と色々考えながら開演を待つ、、その間も、いわゆる中世の ’ロミオとジュリエット’ のイメージとは全く異なる低音が効いたBGMがずっと流れており、10分くらい予定時刻を過ぎたところでいよいよスタート!
最初は主役のロミオとジュリエットはまだ出てこず複数の演者が登場。早速セリフの意味がよくわからないため、「この人は誰?????」のオンパレードで脳内は混乱。英語を聞き取れないのは想定内だけど、詳しい登場人物の予習はもっとしておけばよかった、、笑
と同時に、謎の無機質なセットの正体は大きなスクリーンであり、演じている人の顔を正面から至近距離で撮影した映像をリアルタイムで投影するという演出にも驚いた!(一応映像が投影されていない間は窓や扉、門を表す役目も果たしていたと思う)
よく考えたら大きい会場のコンサートなら遠くの席の人にも見えるように大きいスクリーンにアーティストを映すけど、演劇にはそのイメージはなかった。。他の作品でも似たような演出はあるんだろうか?

プロローグが終わり、主役のトムホが登場したときには心の中で全力で拍手!!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
思ったより全然近い!くっきり見える!!泣
舞台中央に腰掛けたときなんて、一列目の人の目と鼻の先にいて、これ目が合うよね?気まずそう、と思った笑
というか私ですら目が合ったかも?と思った瞬間があった。勘違いでもいい。
夫から事前にネタバレされていたけど、恋に悩むロミオ/トムがめそめそしている時に流れる涙まで見えたのは純粋に感動した。。
そして、ジュリエットに出会い恋に落ちて浮かれまくるロミオを演じさせたらトムホの右に出る者はいない!と謎の確信を持ってしまうくらい、その場面のトムホが可愛かったし観客も笑っていた。

生トムホ登場に感激したあとは、夫に言わせればちょっと微妙だったという演劇そのものにより一層集中して観た。
確かに好き嫌いは分かれそうな、まるで現代アートな舞台だなと感じた。
面白かったのは、劇場内のバーや舞台裏の通路、さらには屋上すらも、それぞれ異なる場面のセットとして利用し、これまたリアルタイムでその映像を舞台上のスクリーンに投影しながら演技が続いていくところ。例えば、ロミオがジュリエットに出会う舞踏会の場面は劇場内のバーでお酒を飲んでいる様子で表現、ロミオがベローナを追放された後の場面は屋上で表現、など。
ロミオとジュリエットといえばバルコニーだけど、そんなセットは1ミリも作られていないことを考えると、その分の予算はかなり少なくて済みそうだなと思ってしまった、、笑
また、衣装に関しても全員モノトーン系のカジュアルな服装で統一されていたので、それにもびっくり!(公式Instagramで公開されていた写真では稽古中でラフな服装なのかと思っていたら、本番も同じ衣装だったとは笑)
これにより登場人物を特徴づける要素が減ってしまうため、途中までロミオの父役とジュリエットの父役の俳優さんの見分けに苦戦。。ただでさえ英語が半分くらい聞き取れない状況なので展開を追うのが難しくなった。
とはいえ、中世の衣装だったらトムホのノースリーブ&上腕二頭筋を拝めていないので、それはそれでよかったのかもしれない。。(でも途中からノースリになる必要があったのか不明。友人が殺された復讐としてジュリエットの従兄弟を殺してしまう辺りからだったと思うから、コントロールが効かなくなったロミオの表れとか何らかの意図があったのかな。それともファンサ?←おい)

クライマックス、ロミオが毒を飲んで死ぬシーンの苦しみ方がリアルで、こちらまで苦しくなりそうだった。そして最後はバタンと倒れるのではなく、なんと頬あたりに付いているマイクを外すという演出…!えええ!?
後を追うジュリエットも同様に最後はマイクを外し、座ったまま息絶えるという。。
そして一瞬の暗転のうちに神父(orロミオの父だったかも)の膝の上で仲良く身を寄せ合って眠りにつくロミオとジュリエットの図で閉演。あんな暗闇の中で一体どうやってあんなに美しく寝転がれるんだろうと思ったけど、練習の賜物だよね。。
演劇初心者の私には驚きの連続すぎたけど、本当に観れてよかったです。

終演後のファンサ


カーテンコールは意外とあっさりと終わり、会場も大きくないのですぐに会場を退出すると、みんな明らかにトムホの出待ちをしている!
次の予定もあったけど、15分くらいなら待ってみようかな、、と思いながら群衆に混じってみたところ、
まさかの数分で出てきてくれたトム!!!
めちゃくちゃ優しくない??
他の演劇、ミュージカルで出待ちしたことないから全くわからないけど、こんなすぐ出てきてくれることあるの?

文字通り老若男女が ”Tom!!!!“ って叫んでて私も便乗!
終始 “Thank you” と言って手を振り、また劇場に戻っていきました。こちらがThank youです。
これからもゼンデイヤとHappyに過ごしておくれ!

以上、もしここまで読んでくださった方がいたら、お付き合いいただきありがとうございました!

おわり

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