見出し画像

ニューヨーク生活 大学院とお仕事情報

早くも年末。ニューヨークに来てから1年が経とうとしています。節目として、大学院や仕事の状況について参考になりそうな情報と共に記載してみます。

NYU大学院の状況

今期からパートタイムの仕事を開始したので、1セメスターで2クラス(通常は4クラス)に減らして通っています。クラスを減らしても、サマーセメスターでクラスを取れば、卒業時期は変えずに対応できそうです。

もちろん、仕事との両立は少し大変な時期もありますが、基本的にはmidtermとfinalの時期にかなり集中するので、そこを乗り切れれば大丈夫でした。(土日どちらかは勉強に当て、finalの時期はどちらも勉強ですが…やはり、仕事をすると交流を深める時間は圧倒的に減りました。。)

クラスとしては、DatabaseでSQLとRを利用するので、これが私は一番ハードル高かったですね。スキルとしては非常に有意義なクラスです。これから、concentrationとして専科を選べるのですが、Data Analyticsにする予定です。おそらく実践的に、SEO,Search Engine,Data visualizationなどが学べそうなので、また情報は更新します!(その他はBranding, Digital Marketingの専科があります。Brandingは少し人気ない感じです。)

仕事について

仕事に関しては、当たり障りない書き方になってしまいますが、マーケティング関連で日本企業をご支援しています。戦略や調査、クリエイティブとのやり取りが経験できるのは自分にとって大きい学びになりますし、カルチャーの違いを理解するのは楽しいです。ただ、海外拠点のマーケティングで分析に力を入れるような動きはかなり少なく、とにかくセールスにどれだけ貢献したか、だけが求められる印象はあります。

大学院では、マーケティング戦略や運用の8-9割が分析をもとにして対応している印象なので、学んでいるスキルが今後活かせるのか、少し不安ではあります。。

一年を振り返って

初めて海外に住んでみましたが、主に2つお伝えしたいことがあります。

一つ目は、ビザの問題とどの国に住むか、は最重要事項ということです。当たり前ではありますが、海外で住みたい!としてもビザがその国で発給されなければ長期には住めませんし、仕事もできません。駐在だとしても、妻や夫に就労許可が降りるかが、気になるところです。大学院に行く場合、卒業後に一年のOPTを取得すればその期間は働けますが、アメリカビザ取得はかなり困難です。

海外に住みたい場合、どの国で、どのビザを取得して生活するのか、かなり調べる必要があります。ちなみに、NYU卒業生はイギリスのハイポテンシャルビザという2年間の就労許可が降りるビザを取得できる可能性があります。卒業後5年以内ですが、結構魅力的ですよね!

もう一点は、海外で現地就職する場合、タイトルや仕事内容はレベルが1-2程度下がると思った方が良いということです。理由として、まず英語の壁があります。日系企業だとしても、アメリカ人を雇うか、それとも…という選択肢は常にある訳です。グローバル展開のメーカー系は、駐在員以外はアメリカの方を求める傾向が強いと感じます。フロントは断然、現地の方の方がネットワーク含めて強いですよね。
さらに、バイリンガルで需要があったとしても、もちろん数は圧倒的に少ないので、なかなか希望を選べないのです。例えば、駐在員をサポートする事務はあったとしても、マーケティングや企画に対する募集はかなり少ない、という傾向です。

やはり、エンジニアと税理士系は需要的にも、言語の壁が比較的ないという意味でも、強いですね。海外で働きたい場合は、これらの職種を選ぶか、駐在員を目指すか、もしくはお金を貯めて好きな仕事を選ぶか(安定はしないことを念頭に)、いずれかのパターンにならざるを得ないかな、と思います。

挑戦する価値はあるはずで、駐在が終わってしまった時のために色々調べ中です。またこの辺りの情報も書いていきたいと思いますが、読んで頂きありがとうございました!

Happy holiday to all🎄

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?