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離婚は幸せになるチャンス

『妻』という居場所は
頑張って維持して来た居場所だから

「今まで散々頑張ったのに
 離婚を申し込まれるなんて」と

ショックが大きすぎて
離婚を受け入れることができない。

離婚を受け入れてしまうと
今までの自分の努力が
間違っていたと認めることに
なる気がする。

そんな現実は嫌だから
「離婚したくない」という発想になる。

相手の気持ちが
自分から離れたら

今の自分のままじゃ
一緒にいられないんだって
頭ではわかるものの、

今の自分を変える=頑張ること

という図式になっていて

「なんで私がもっと
 頑張らなくちゃいけないの!」

という感情になりがち。

この冷静になれていない状態を
『ショック状態』と捉えると
わかりやすい。
ショック状態から抜け出そう


頑張らなきゃ生きていけない。
頑張らなきゃ愛されない。

生きていくための手段と
愛されるための手段が
「頑張ること」になっていたら

頑張らなきゃいけなくなる現実が
次々とやってきて

人生ハードモードになる。

ハードモードの人生を生きる自分しか
想像できなければ
そりゃあ辛くて当たり前だ。

辛いけど
「人生はそういうもん」という
思い込みがあるから

助けを求めたり
休んだり
自分の楽しいことをするという
発想になれない。

気を許せる夫にぐらいは
この辛い気持ちを
察してもらいたくて
期待するけれど、

大抵叶わない。

長年つれそった
夫であろうと他人は他人。

言葉にしなければ
通じるはずがない。

それがわかっていないから

「私はこんなに頑張ってやってるのに、
 あなたは家のこと、ちっとも
 やってくれないよね!」と

ある日突然、大爆発して
夫を恐れさせる。

そうなってくるとお互いに
冷静に話すことが
難しくなってくるのが自然だ。

そんな辛そうなあなたを
そばで見るのは
誰でも辛くなる。

「俺じゃ、あなたを
 幸せにできない。
 その自信がない。」と

夫に言わせてしまう。

辛いから離れてく。

だからと言って
離婚を言い渡された方が
一方的に悪いということでは無い。

"離婚が最善"と感じるような関係性は
まぎれもなく
夫と妻で作り上げた関係なのだから。

離婚を申し込まれたこの機会に

自分に無理させて
我慢させて
嘘つかせて

本当は頑張りたくないところで
なぜ頑張って自分を追い詰めたのか?

その理由を深く
考える時なのかもしれない。

「今まで自分に嘘ついて
 "いい妻"でいようとしたなぁ。
 パーフェクトに家事と育児と仕事を
 こなそうとしたけど無理だったなぁ。

 本当の私は世間で言う
 "いい妻"には程遠いんだな。」

そう自分の弱さを
認めてみる。

そんなこと認めたら
頑張れなくなって

生きていけないし
愛されなくなると思うだろうけど、
実はその逆だったりする。

そんな弱い自分に降参すると

「そんな自分でもいっか」と

不思議に自分が
好きになってくる。

そうすると、自分に無理させて
頑張ることじゃなくて

こういう自分でも
どうやったらできるか?

と違う視点で
考えが巡り出す。

そうすると

周りの人に
協力してもらうことが近道だって
気がつく。

協力して欲しい、
休ませてほしいと周りに言ったら

・嫌われるかもしれない
・呆れられるかもしれない
・叱られるかもしれない

と思って
最初は言えない。

そう自分が自分に感じるだけであって
家族を含め他人は
そう捉えるとは決まっていない。

むしろ

本当に
あなたを愛してくれてる人なら

やっと素直になってくれたあなたを
逆に歓迎するよ。

そんな素直なあなたを見せてくれて
みんな嬉しくなるよ。

そんなあなたを助けたくなるよ。

あなたが笑えるようになるには
どうしたらいいか
みんな一緒に考えてくれるよ。

一人で頑張ることを減らして
みんなで協力していくことを
増やしていけばいい。

でも、相手にも都合があるので

「それは協力できない」
と言われることも
もちろんある。

そんな時は

「やっぱり私は助けらてもらえない」

なんて拗ねずに、

「あ、今回はそうなんだー」と
軽い気持ちでスルーして

また違う方法を考えよう。

誰かに助けてもらえた時は

「私にもできることないかな」って

お返ししたくなるものだから
自然と成長もするし、
人間関係が円滑に回り出す。

そうなったら
そうなっただけ
現実に現れてくる。

そんな風に未来は自分から
楽しくできるんだ、
明るくできるんだってわかったら

「頑張ること」から解放されて
生きることがだんだん楽になる。

離婚を申し込まれて辛い人は
そんな生き方もあるんだって
一度信じてみてほしい。


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