見出し画像

対話型鑑賞をしたら幸せになった

対話型鑑賞に出会ってから、私に起こったたくさんの良いことについて書いてみたいと思います。

1.対話型鑑賞をしたら幸せになった

昨年のACOP、今年のARDAの受講を経て、一番感じたこと、それは、

まず、「相手が伝えようとしていることを、理解しようとして受けとめる」ことの大切さ。

それを再確認したのは、上記二つの講座で行った「聴く応答をするワーク」。

①二人組でペアを組み、聞き手は話し手が言ったことを、「あなたが言いたかったことは○○〇〇で・・・・・ということですね?」と確認する。

②「はい、そうです」となれば、会話が続き、 ③「いえ、そうではないです」となれば、再度、

「では、あなたが言いたかったことは△△で、・・・・ですね?」と確認し続ける。これが、なかなか「はい、そうです」とならないのです。受けとめることがこんなに難しいとは。。

この「理解して受けとめる」がない限り、次に「どこからそう思ったの?」と聴いてもあまり響かない。そう、先ず、相手をそのまま、受けとめることが「対話」の土台なのです。

参考:心の対話25のルール:Part1「あなたは聞いていない」

そして、その土台の上の「どこからそう思ったの?」は「言葉にできなかったけど本当は言いたかったこと、言い得ること」を語っていくことです。これが受容されていったとき、とても幸せな気持ちになるのです。


2.対話型鑑賞をしたらストレスや逆境に強くなった

(レジリエンスやネガティブケイパビリティ度があがった。)

レジリエンスとは、

210626_CULTIBASELab_レジリエンスの科学PDF-1-17-1-1536x8642

ネガティブケイパビリティとは、答えの出ない事態に耐える力。

絵を見て、対話する⇒アートは解がない。だから「モヤモヤ」なんです。でも、それが当たり前。「モヤモヤ」を味わう究極のトレーニングです!

実際、日常の仕事のトラブルや人間関係のごたごたの調整にも、あまり動じなくなりました。(笑)

参考:アートとは、「アート作品」と「鑑賞者」の間に起こる不思議なコミュニケーション

3.対話型鑑賞を知ったら寂しくなくなった

寂しくなったら美術館に行きます(笑)。そしてセルフ対話型鑑賞。アートはいつでも、私のどんな感情も受け止めてくれるので。

画像2


4.対話型鑑賞に出会えて自由になった

それぞれが感じたことは、不正解ではない。参加者それぞれの感じたこと、それを紡いで新しいストーリを作り出せる。なんて自由な世界。そして、他者との相互作用で知らなかった世界が広がる楽しさ。

みんなに味わって欲しい。小さい子供から大人まで。そうしたら、いじめや社会のコミュニケーションの問題も、心の健康の問題も、少しずつ減っていくと信じてる。

対話型鑑賞が広がって、みんなが幸せになりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?