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雨の撤退:常念岳〜蝶ヶ岳

安曇野に前泊して早朝のタクシーも予約していたけど、登山を中止した。
一ノ沢→常念岳→蝶ヶ岳→上高地(2泊3日)
天気予報は雨時々曇り、曇り一時雨、曇り。
雨といっても小雨か弱い雨のようで、歩いている時間帯はほぼ曇り。
直線に天気が変わることもあるから、安曇野まで行ってみようと思った。

前泊の日、7:35新宿発のバスで安曇野穂高に11:30着。
着くと雨が降り出した。

鴨そばを食べて元気を出す。美味しかった!

チェックインの時間までに、スーパーで行動食を買ったり、ひつじ屋というカフェで本を読んだりした。とても雰囲気が良く、ホッとできる店。


そして、そのまま雨は止まず、予報はどんどん良くない変化を見せた。
歩いている時間帯はほぼ雨の予報となった。

雨足は弱いがずっと降り続く

夕方18:00の予報を見て、迷いに迷い、悩みに悩んだあげく、常念小屋にキャンセルの電話をした。キャンセルのことを詫びると、小屋番さんに「明日は雨ですね。賢明な判断だと思いますよ。電話をくれてありがとうございました」と温かい対応で、心の重荷が取れた。
しかし、夜中まで天気のことが気になって何度もスマホを見てしまう。

翌日、泊まっているairbのオーナーさんが「モーニングでも食べない?」というので一緒にファミレスでモーニングを食べ、駅に送ってくれた。

すると、登山者のグループがタクシーから降りてきた。
「失礼ですが、どこから下山してきました?」と話しかけてみると、「一ノ沢から常念岳に登ろうと思っていたけど、沢水がすごく出ていて危ないから撤退してきた」とのこと。100Mくらい歩いてみて「無理だ」と思ったそうだ。

やはり、中止してよかったのか・・・・
せっかくだから、山を変えて燕岳に行こうか?
しかし、問い合わせてみると登山口までの道は、土砂災害のおそれがあり通行止めだと言われた。

もう一晩、安曇野に泊まって三俣登山口から蝶ヶ岳に登る?
いやいや、下調べもしていないし、地図をみると私の体力では最後のほうが厳しそうだ。無理しない。無理しない。

散々、考えたり調べたりして1時間くらい経っていた。
「今回は中止だ。自宅に戻って仕切り直そう」と心が決まる。

レンタサイクルでわさび農場を見学。わさびソフトを食べる。

行くはずだった稜線が見えてきた!
わさび田
わさびソフトミックス
川、増水してるなー

13:30の松本行きの電車にのり、夕方18:00に自宅に着いた。

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今回考えたこと
梅雨どきは沢沿いのコースを避けること。雨は弱くても増水して登山道が危ない。雨が降ってもさほどダメージがない北八ヶ岳や尾瀬に行くのがいいかもしれない。常念岳なら梅雨の前とか?残雪があるか調べてからが良さそうだ。

今回は出かけてから、ずっとスマホで天気予報ばかり見ていたような気がする。

中止か決行か?山小屋キャンセルする?何時ごろ小屋に連絡する?
もう一泊する?でも宿泊費もったいない?
近くの他の山に行く?まっすぐ帰る?泊まるところは?

中止にしろ登山するにしろ、帰宅した翌日は疲れてぼーっとする。
思考も感情も使いすぎてとても疲れた。

ネットで見てみると、やっぱり中止してよかったようです。こういった投稿は半日か1日ぐらい遅れてやってきます。現地で電話なりなんなりで確認すること。

もう次の予定を考えてる!



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