自分のカメラの事をどれだけ理解してあげていますか?
こんばんは
EOS 1DxMark3を購入してから一週間が経ちました。
R6との併用で仕事にも導入し、いよいよこれからメイン機になるか?と言ったところです。。。
しかし、AFを外したり露出をミスったり、構図が荒れたりとまあ酷い酷い笑
ミラーレスがいかに楽だったのかを実感させられますが、その一方でローパスフィルターがあるおかげでR6、R5を超える抜け感や解像感を出してくれるのも事実。
ミスする回数は増えましたが、発見や理解も同じく増えています。一番ここ凄いなって思ったのはボタン配置ですかね。
ボタンの配置さえ理解して、どんな機能があり、どんなシーンに使えば良いかさえ理解しとけばまずまずの写真は撮ることが出来ます。
今回1DxMark3+400mm F2.8 IIを装着した時のボタン配置、設定等を紹介出来たらなと思います
Nikonを使ってる方なら左右両方、Canonなら右手のみで露出を合わせるのが主です。
時と場合に応じて露出を合わせる時、工場出荷時の設定だと欲しいシーンをかなり逃します。
なので自分は
この10:15あたりで紹介されているスマートコントローラーによる測距点検知
※画像で言う⑥と⑮
初期設定では測距点が確定すると、解除するまでに時間がかかる仕様となっています。
自分は常に測距点をいじっておきたいので、測距点ロックを無効化しています。
そうすると常に動く状態になって使いやすくはなります。一方で常に動くせいでいらない場所に行くことがしばしば。
なので、敏感度を一番鈍感にして測距点が誤タッチによる暴れを最小限にしています。
これが個人的に一番使いやすいです。
AF開始ボタンの配置
一般的にAF開始ボタンはシャッターボタン半押しで開始しますが、それだとシャッターを切るタイミングを1枚半から2枚遅く感じるのでシャッターとAF開始は
絶対別々
にしています。
じゃあどこなら支障がないかと言うと、上記写真のレンズ下部のボタンです。
あそこにAF開始ボタンを配置しています。
一脚があるとはいえかなり重たいヨンニッパ。
あそこにAFボタンがあることで、AFも効かせれるシャッターも逃さない、レンズも振れる。本当にいい位置にボタンがあります。
ちなみに、ボタン上部にギザギザのリングがあると思います。
あれはフォーカスプリセットと言って、あらかじめここにAF欲しい!って場所を登録しておき、捻ることで呼び出すことが出来ます(使用時はMF扱いになります)
なので打席を撮ってから、あいつファインプレーしそう!ってなった時AFを飛ばすとほぼ迷うんで、フォーカスプリセットを使って外野守備を撮ることが多いです。
ち な み に
この作業を高速化したい場合、迷うAFをフォーカスプリセットで外野に飛ばし、ピント近くからAFで被写体を拾うというワザもあります(自分はかなりこれやってる)
流れは打つ→フォーカスプリセット→フォーカスプリセット解除→そっからAF
望遠単焦点にしかない機能なのでぜひ触る機会があったらやってみてください。
ズームレンズにもこれがあったらネットにピントを持って行かれたりしなくて楽なのになぁって思います。
他にも測光モード変更や、設定呼び出しなどあると便利な機能が沢山あります。
フラッグシップ機だからではなく、近代のカメラに共通して言えることです。
欲しい瞬間を逃した!最悪!とかを失敗経験からではなく、準備の段階で未然に防ぐことの方が大事かなと思います。
俺写真撮れるし〜って思ってる人ほど足元救われたりするので、今一度自分のカメラやレンズについて“理解”してみると写真が変わるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?