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Photo by
sayakamori
誕る(いつわる)
今日 兄の法事があった
お経をあげていただきその後
ご住職のお話があった
誕生日の誕とは
いつわる
と読むらしい
誕生するとは
いつわりの世界に
生まれでてしまったことのようである…
この世はいつわりの世界なのだよ
というお釈迦さまの教えである
赤ちゃんがまず生まれて泣くのは
そういうことなのか…………
と私はふと思った
だけどもう私も生まれでてしまったので、つべこべ言わず生きるしかない。
『寿命』が来るまで
この世を去る時は
おそらく笑顔で去るのだろうか?
とそんな事を考えていた
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