いい曲がタイミングよく流れだしたせいだなんて言って笑ったけど(愛について)

嘘でしょう

泣いてるの

ほんとにあの子が好きなんだね

まぶたを袖で拭ってまるで子供じみてる

一十三十一のアーバンは2017年が凄かった。ちなみに私のデブさも2017くらいがピークだった。恋愛について、考えたことを少々。

大野久のアイデンティティのための恋愛という概念は既に一般に知られるようになった(ことを祈りつつ)。この論文(文系の論文がどのようなものか把握していないので論文じゃなかったらすみません。)を読んだ時、私の大学時代の周りのみんなの恋愛の様子への違和感が解決した。自己の確立ができていないために、相手を大切に想う気持ちよりも、自分を認めてほしいという“自己愛”や“自己承認欲求”の方が強く、恋人を自分のステータスとして考えているといったものだ。相手にではなく、相手に映った自分自身に最大の関心があるひとたち、わたしには何が楽しいのか全く分からなかった。でもアイデンティティのための恋愛はどうやら、青年期あるあるらしい。

わたしもアイデンティティのための恋愛を一切しなかったと言ったら大嘘です。ごめんなさい。

また、関連してある哲学者の愛についての記述は、理解しやすかったです。

愛を三つの態に区分し、第一に人間の身体的な指向(なんかエロいい)、第二に精神的な指向(性格タイプ)、第三を本来の愛、つまり相手の経験の独自性と唯一性を自分も同様に味わい、精神的な深さに感動させられる(愛しているから美しく見えるんだよ)とした。

今のところ、わたしはお互いが唯一無二であると気づいて誠実でいられるのを理想としたいところです。




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