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誰ともなしに

6月24日(月)
朝、目が覚める。
鳩の声だ。ぽろっぽー、ぽろっぽー。なんてまろやかな声。うっとりする。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
クローバー畑も多肉植物も元気いっぱいだ。

カカオにご飯をあげる。
うすくなっていた毛が数日でずいぶん生え揃ってきた。よかった。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
ウーちゃんは、冷凍アカムシのキューブをアゴの方に持っていき揺すると、ぱくっと食べる。ルーちゃんは、鼻先に持っていくと ぱくっと食べる。同じウーパでも食べ方に個性がある。

注文分の絵本と短編集を梱包する。
スイカのポシェットに iPhoneと 130円を入れて、てくてく歩いてポストに行く。ごっとん、ごっとん、ごっとん、と、投函する。「いい旅を!」

そのままお散歩に行く。
自動販売機で冷たいお水を買う。ごくごく。
階段を上がる。坂道をてくてく上る。きもちがいい。立ち止まってお水を ごくごく飲む。てっぺんから、ずっと川だと思っていた池を眺める。空を見上げる。緑を楽しむ。お散歩最高。歌いながら奥の方まで歩いてゆく。

坂を下りながら誰にともなくある質問をした。そのとき、道に白い ふわふわの羽が 1本落ちているのをみつけた。とてもきれい。うっとりみつめる。質問とシンクロしていた。ちょっとうれしくなる。

家に帰り着くと汗びっしょりだった。
そのまま庭仕事をする。モッコウバラとピンク色のバラの剪定をする。ちょっきん、ちょっきん。すごく大きな白い毛虫が枝にいた。きれい。小さな緑色の毛虫もたくさんいた。刺されないようにじゅうぶん注意して剪定してゆく。

ビオラとノースポールが終わってからまだ花壇に苗を植えていない。ここにプランターに入れた多肉植物を置こうかなと考え中。

小松菜スムージーを作って飲む。冷たくてともおいしい。ごくごく。
修一郎の食事を用意する。

注文分の絵のラフを描く。

午後、スイカのポシェットを下げて、びきちゃん(カエル)の形の長靴を履いて歯科医院へ行く。

帰りに まりこりんのところに寄る。事務所では、まりこりんとNさんが迎えてくれた。お土産を渡す。新鮮な野菜たちをくれた。

冷たいお水を出してくれる。
車を買おうか迷っている話をする。みんなで和気あいあいと話す。

夕方になったので家に帰る。
修一郎が起きていた。

クローバー畑に作ってくれた駐車場にクローバーが じわじわ茂ってゆき、駐車スペースは どんどん小さくなっている。ごはんさんがクローバーをめくってくれた。それだけでずいぶん駐車場が広くなった。

ごはんさんとお買い物に行く。
車のことを話す。中古車を買って調子が悪くなったら、ごはんさんが直してくれると言ってくれた。心強い。

2リットルのおいしいお水を6本買うことにする。ものすごく重い。ごはんさんに運んでもらう。

家に帰りつく。
にりんさんと奥様のミャウさんと車のことを話す。にりんさんがパンフレットをくれた。にりんさんたちの息子さんがちょうど車を買い替えたばかりだった。20年乗って20万キロ走ったそうだ。

「結局自分で決めるんだけど、こういう相談って楽しいよね。」と、ミャウさん。

「うん、結局買わなかったりするんだけど、なんか楽しいですよね〜。」と、私。

みんな親身になってくれる。ありがたいなぁ。

家に帰るとカカオが待っていた。頭をゴシゴシ撫でて ご飯とミルクをあげる。
修一郎は寝ていた。

絵のスケッチの続き。
しばらく間が空いていたのでちょっと変更する。家のシリーズ。バックの色は決めている。

夜、庭に出る。
涼しい。空一面、薄墨色のグラデーション。その上では月や星たちが楽しそうにキラキラ輝いているんだろう。それを想像すると楽しくなる。涼しい風がひゅうと吹いた。木の葉がカサカサ鳴った。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオは遊びに出かけている。

今日もいい一日だった。

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