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圧力電気鍋で白ご飯を炊いてみた

4月26日(金)
二度寝する。むくりと起きあがる。カカオは先に起きたようだ。
今日も小鳥と鳩の声にうっとりする。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。カカオが ごはんさんの家の室外機の上でくつろいでいる。

「カカオ!」と呼ぶ。口が開いている。「にゃー。」と返事しているのだろう。トコトコやってきた。ご飯をあげる。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげて水を換える。

注文分の絵本を梱包する。

コープさんがやってきた。食材を冷蔵庫に詰めてゆく。

グリーンコープさんの元気カーが近所にやってきた。買い物かごを持って てくてく歩いてゆく。

ご近所の人たちとおしゃべりしながらお買い物をする。カゴには瓶入りのミルクが 2本入っているので重い。新しい担当の人が家まで運んでくれる。せっせと冷蔵庫に詰めてゆく。

金曜日は 1週間のうちでいちばん冷蔵庫がいっぱいになる日。
木曜日の冷蔵庫はガラガラ。

仕事をする。

早めに夕食の支度をする。
先日、ごはんさんに圧力電気鍋をもらった。名前は ”ボナボナ” という。これをくれるとき、ごはんさんが ”ドナドナ” を歌っていた。そのきもち、すごく分かる。

今日、これで白ご飯を炊いてみよう。私の中で圧力鍋はちょっとコワイイメージがある。ぶしゅーっとか、ゴォーっとか、蒸気を吹き出しながら、お鍋がゴトゴト揺れるようなイメージ。蒸気機関車みたいな感じ。

付属のレシピブックと、お釜の水量の目盛りがちがう。お釜の目盛りに従って炊いてみる。ドキドキ。

いつも私のご飯は土鍋で炊いている。圧力電気鍋で炊けるようになるとずいぶん便利だ。

30分浸水させて水を切る。蓋をセットして炊きはじめる。ドキドキ。
恐れていたような蒸気機関車みたいなことにはならなかった。静かだった。あっという間に炊きあがった。おそるおそる蓋をあける。ご飯がべしょべしょだった。う。

どうやら水が多すぎたようだ。次は水を少なくして炊いてみよう。

修一郎が起きてきた。食事の仕上げをする。今日はオムライス。

お散歩に行く。
「いい旅を。」と言って梱包した絵本をポストにゴトンと入れる。

坂道を てくてく歩く。てっぺんから、ずっと川だと思っていた池を見る。うん。池だ。池だと分かると池にしか見えない。川だと思っていたときは川にしか見えなかった。不思議だ。

ごはんさんとお買い物に行く。
あちこちお店を回る。

家に帰り着く。
ベシャベシャだったご飯が冷えてお団子になっていた。

じゃがいもを短冊切りにしてオリーブオイルでカラッと揚げる。岩塩をゴリゴリ挽いて振りかける。

ウーちゃんとルーちゃんを眺めながら もぐもぐ食べる。おいしくて幸せなきもちになる。プリンも食べる。

片付けをして仕事をする。ラフを描いているところ。来月に入ったら一旦手を止めて、同じ信用金庫さんのディスクロージャー誌の表紙の絵に取りかかろう。18年続いている。ありがたいことだ。

カカオが帰ってきた。背中に土がついて固まっているので拭いてあげる。夕方のご飯をあげる。

夜、庭に出る。
静か。とても静か。一面墨色の空。月も星も顔を出していない。墨色の空の彼方で美しく輝いているんだろう。クローバーたちは葉を閉じて静かに眠っている。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオはまた遊びに出かけた。

今日もいい一日だった。

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