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29歳サラリーマンの読書記録 #219|THE BOX

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

久しぶりにビジネス書です。

コンテナの発明による海上輸送の発展について述べられています。

コンテナの恩恵を受けたのはアメリカ、ヨーロッパ、アジアと全世界に及びますが、中でも日本には大きな影響がありました。

戦後の高度成長期でモノづくりが大きく進化していた日本において、製品を効率よく海外に輸送することは利益に直結します。

そのタイミングでコンテナが普及し、日本の経済成長は世界でも類を見ないものとなりました。

この物語を通して感じるのは、既得権益を押しのけて新たな仕組みを導入するのに必要なことは、差し迫った需要だということです。

こんなものがあればいいなと思っても、本当に必要にならなければなかなか普及させることはできません。

コンテナの場合、ベトナム戦争で大量の物資を輸送する必要が出てきたことがきっかけでした。

新たな仕組みを導入する際に、その仕組み自体の精度を高めることだけでなく、効用をどれだけリアルに伝えることができるかが勝負になってくるのだと思いました。

以上です。
今週もありがとうございました!

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