0歳児クラスの4月に思うこと
文字だけの投稿で、しかも中身のない記事なのに読んでくださっているみなさん、どうもありがとうございます!
書く練習の場所なので、アクセス数を上げたいとかは思いませんが、それでも訪れてくれる方がいると分かると嬉しいですね。ひとって、ちょっとしたことで嬉しくなりますね。
前にも書きましたが、私は保育士をしています。本業は別にあり、保育士は派遣(ときどきパート)で働くダブルワークをしているのです。
4月になり、新学期が始まりました。
私は、去年に引き続き0歳児の担任です。(とはいっても派遣で週に3日しか行かない)0歳児クラスの4月ってどんな感じなのか想像出来ますか?
かれこれ保育士11年になる私ですが、0歳児の4月を担当するのは初めて。いやぁ、本当にすごいです(笑)全員もれなく泣きますからね。しかも「一斉に」です。
保育士の数というのは決められていて、0歳児は子ども3人に対して1人の保育士を配置しなくてはいけません。だけどね、よく考えてくださいよ。たとえば三つ子を1人で朝から晩まで面倒みられますか?私は三つ子の母になったことはありませんが、おそらく無理です。すぐに根を上げるはず。容易に想像できます(苦笑)
これは、保育園でも同じこと。たとえ「配置基準」なるものが適正であっても、一斉に(現在は園児7名で保育士は4人)泣かれると一人に二人を抱えながら過ごすことも!!!だけど「無理」は通用しません。だってこれが仕事なのですもの。
しかし、ここからが「子ども」のすごいところなのですが、子どもってすぐに慣れちゃうんです。環境に。日に日に泣いている時間が短くなってくる。ですが、お腹が空く・眠い・オムツを変えて欲しい!これらの欲求の時は泣きます、もちろん!なぜなら、彼らは泣くことで伝えるのですから。泣くこと、それはつまりコミュニケーションの手段なのです。
人間って本当はシンプルなんだな、と感じるのはこういう時です。例えば、泣いてグズっても「満たされる」と笑う。満足そうに微笑んでくれます。「あなたは天使なの?」って聞きたくなる。
でね、大人だって本当はそうだと思うんですよ。だけど、満たされにくいのが大人なのかもしれない。なぜなら、どんどん脳内が複雑になっていくからね。
脳内が複雑とは、言い換えると「思い込み」という糸が絡んでいる状態で、それがゆえに素直にシンプルに満たされればいいのに「そうさせない」という思い込みがあるため、赤ちゃんたちのようにはいかないわけです。
0歳児たち、絶対に何かを教えてくれています。そんな気がする毎日を送っています。
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