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【学び・伝える】一番効果があった英語勉強法

「どうしてそんなに英語が話せるの?」

アメリカに渡って一年目、大学院入学にはまだ到底英語力が足りませんでしたが、周りにいる人たちからは、「みりぃって”スピーキング”上手だよね。」と褒められることが多かったです。

留学準備のために、日本で1年間独学で勉強していたとき、いろんな勉強法を試しましたが、一番効果がったと感じたのは

「オンライン英会話」を毎日続けたこと。

生徒として、ずっと受け続けた経験と、

帰国してからは「オンライン英会話」の講師として働いていた経験から、

今日は「オンライン英会話」の効果的な使い方について書きます。

勉強することと楽しむことの両立

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英語の教師をしている知り合いから、「オンライン英会話」おススメだよーと言われ、半信半疑で始めた英会話。その時はまだ今ほどオンライン英会話が流行っていなかったので、「何それ?」という感じでした。

私が利用していたのは、

とにかく安かった。

(今は変わっているかもしれません。私は特定のサイトを推すわけではないので、いろんなオンライン英会話サイトを比べてみてくださいね。)

毎日2レッスン(仕事に行く前と帰ってきてから)とにかく続けました。

続けるために意識したことは

「無理をしないこと」「楽しむこと」

毎日の2レッスンのうち

1つは、[Free talk]

ただただ先生と楽しくおしゃべりをする。

今日あったことや、思ったこと、感じたこと。

仲良しの先生を見つけて(後々親友のようになった)

恋愛相談をしたり、好きな映画の感想を言い合ったり、将来の夢について語りあったり。

英語を学ぼう、というよりは、コミュニケーションできるようになるために、モチベーション維持のために、毎日1レッスンはおしゃべりの時間。

もう1つは、[Article reading/Discussion] or [TOEFL speaking 対策]

この記事を音読し、発音を訂正してもらったり、意味が分からなかった言葉や表現を解説してもらったり、最後についてくるdiscussionをしたり。

reading 力を身に着けて、ニュース記事やトピックに対する自分の意見を伝える練習をしました。

こればっかり毎日、だと飽きてしまうので、

TOEFLの点数を挙げるために、TOEFL Speaking 対策として、

決まったテーマについて、15秒で答えを考えて、45秒で意見を述べる、という実際の試験問題を繰り返しました。

レッスン以外の時間をいかに有効に使うか

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では、毎日2レッスン受けてれば、英語は上達するのでしょうか。

これは私が講師として教える側になったとき、

・短い期間で英語力がぐんと上がる生徒さん

・ずっと毎日レッスンを受けていても上がらなかった生徒さん

両方いらっしゃったので、その差は明らかでした。

その両者、何が違ったか。

「レッスン以外の時間をいかに有効に使うか」

です。

レッスンで学んだ表現をノートに書いたり、レッスンで読みたい記事をいっかい音読して予習したり、レッスン以外の時間で、「何ができるか」を見つけて実践する。それだけで大きく上達スピードが違います。

大したことはしなくていいんです。

レッスンが始まる5分前、パソコンを立ち上げる間に、今日何話そうかな?と考えるだけでも、

レッスンが終わってすぐ、今日出てきた面白い表現をノートに書き留めたり、(そのときに「あ、これこの前も書いてるやん!」って気づくことも。)

通勤の電車であった今日あった面白いこと、レッスンで話すために、どんな言葉で伝えたらいいかな?と考えたり。

この気持ち、英語でなんて言うんだろう、、、、と聞くために知ってるボキャブラリーを必死で並べてみたり。

長い時間や労力を割かなくても、ちょっぴりできる、予習復習をするだけで、レッスンで学べることの質がぐんと変わります。

でも、これを継続するのはとても根気のいること。

私は、そんなパワーがない日は、

今日は2レッスンとも「Free Talk」にしちゃおう。とちょっぴり逃げることもありました。

インプットとアウトプット

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「学び・伝える」のプロローグでも書きましたが、

「知りたいこと・学びたいこと・伝えたいこと」があるから、英語を「コミュニケーションツール」「手段」として活用できるように。あくまでも、知りたいこと・学びたいことが英語でしか学べなくて、それを伝えるには英語しかなかったので、「しゃーなしの英語」(言葉悪い...ですね)ということだったのです。

私にとって英語は「コミュニケーションツール」

英語を使って、「何を知りたいのか、学びたいのか、伝えたいのか」

この「知りたいこと」「学びたいこと」「伝えたいこと」

を常に探求し続けてインプットもアウトプットも同じくらい実践できたのがオンライン英会話でした。

これは英語に限らずだと思いますが、

本を読んだり、問題集を解いたり、単語を覚えたり、

何かを学ぶ上で「インプット」は欠かせません。

でもせっかく吸収して学んだこと、使わなければ「アウトプット」しなければ、自分のもにになりません。

だからといって、ひたすら喋る、書くを続けて「アウトプット」し続けると、中身がどんどん薄くなったり、同じことを繰り返すようになったりします。

「インプット」した分、「アウトプット」する。

「アウトプット」した分、「インプット」する。

これの繰り返しです。

アメリカに留学中(特に大学院では)

あまりにも「アウトプット」する機会が多くて、

どんだけ「インプット」しても間に合わない、というような経験をしました。これはアメリカの教育過程や文化によるものかもしれませんが、

(このことについてはまた機会を改めて違う記事にします。)

英語学習だけではなく、日々の学び、生き方にも共通することが言えそうですね。


というわけで、今日は長々と「オンライン英会話」活用術を書きました。

私は英語を上達するのに、タイムリミットがあったので、毎日2レッスン、ストイックに続けましたが、毎日しなくても、週に1・2回でも、ゆっくりなペースでも、楽しみながら続けられたらきっと効果的な英会話上達につながるのではないかと信じています。

お家時間が増えて、「英語が話せるようになりたいな」「挑戦してみたいな」という方におすすめですよ。


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読んでくださった皆様の心にパワーが溢れますように。

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