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聖書って難しい?実は面白いんです。 ~契約の箱編~

今回は、聖書の中で私が今のところ一番衝撃を受けた内容を、ご紹介したいと思います。

 ペリシテ人は神の箱を奪い、エベン・エゼルからアシュドドへ運んだ。ペリシテ人は神の箱を取り、ダゴンの神殿に運び入れ、ダゴンのそばに置いた。翌朝、アシュドドの人々が早く起きてみると、主の箱の前の地面にダゴンがうつ伏せに倒れていた。人々はダゴンを持ち上げ、元の場所に据えた。その翌朝、早く起きてみると、ダゴンはまたも主の箱の前の地面にうつ伏せに倒れていた。しかもダゴンの頭と両手は切り取られて敷居のところにあり、胴体だけが残されていた。そのため、今日に至るまで、ダゴンの祭司やダゴンの神殿に行く者はだれも、アシュドドのダゴンの敷居を踏まない。

旧約聖書 サムエル記上 5.1-5 新共同訳


「神の箱」とは、「十戒が刻まれた石板」が収められた神様の「契約の箱」のことです。

「契約の箱」は、純金で作られた贖い(あがない)の座が蓋とされていて、贖いの座の両端にはケルビムが付けられています。

神様は、『わたしは掟の箱の上の一対のケルビムの間、すなわち贖いの座の上からあなたに臨み、わたしがイスラエルの人々に命じることをことごとくあなたに語る。』(旧約聖書 出エジプト記 25.22 新共同訳 )と、モーセに仰いました。

ペリシテ人は、神様が臨まれる神聖な箱をイスラエルから奪い、ダゴンの神殿に安置しました。

ダゴンとは、どんな神でしょうか。

旧約聖書はイスラエル人と敵対するペリシテ人が崇拝する神を悪神扱いして多くを悪魔としている。ダゴンも悪神とされ、ユダヤ教から派生したキリスト教でも引き継がれた。

Wikiwand - ダゴン


ダゴンは、バアル・ハモンというフェニキア人が崇拝した神と結び付けられており、バアル・ハモンとは、子供が生きたまま火で焼かれて捧げられたモレク神と同一視されていることから、ダゴンという神が悪魔であることが分かります。

ペリシテ人はダゴンという悪魔を崇め、神様に反逆し、悪魔崇拝を行っていたのです。

神様の契約の箱は、このペリシテ人によって、ダゴンの神殿に安置されました。

この時の神様の心情とは、いかほどの物だったでしょうか。

神様は、ご自身の尊厳を傷つけられた深い悲しみと、ペリシテ人への怒りの感情を抱かれたことでしょう。

私が聖書を初めて読んだ時には、ダゴンがどんな神であるのか知らなかったため、この箇所は読み過ごしてしまっていました。

その後ペリシテ人について調べてみようと思い、この箇所を読んだ時には、こんなことを行う人々がいるのかと衝撃を受け、心の底から驚きました。

神様の傷ついた心を思うと、例えようのない悲しみと、ペリシテ人への怒りが込み上げてきました。

聖書には神様の裁きの現れとして、『ダゴンの頭と両手は切り取られて敷居のところにあり、胴体だけが残されていた。』と書かれています。

さらに注目すべき点は、『そのため、今日に至るまで、ダゴンの祭司やダゴンの神殿に行く者はだれも、アシュドドのダゴンの敷居を踏まない。』という点です。

このことは、神社などの「敷居を踏んではいけない」という、日本の習わしの起源となっているのではないか、と感じました。

このように聖書とは、日本人にとっても興味関心を持って読むことのできる書物であるのです。


聖書を読めば有能になり、賢くなり、サタンにも勝利する。


キリスト教最大のタブーその二。聖書に書かれた奇跡はほとんど奇跡ではない。


聖書は神様の書いた書物だから、聖書を面白いと思って読める人が、神様の頭脳に近い頭脳を持った人だと言える。


聖書には、一人一人に主が用意した御心と使命が封印されて書かれてある。だから、聖書を繰り返し深く読んでその封印を解き、主の用意した御心と使命を見付けなさい。



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