今回は、蘇我氏について考えていきたいと思います。
サカ・スキタイが、蘇我氏に繋がっているという説があります。
スキタイ人とは遊牧騎馬民族であり、シルクロードで重要な役割を担ったと言われています。
シルクロードの中間地点に居住していた民族に、ソグド人がいます。
ソグド人は長崎県五島列島の福江島に集落をつくり、遣唐使・鑑真・空海を支援していたということです。
奈良県には、ソグド人僧侶が住職を務めたという唐招提寺(とうしょうだいじ)があり、奈良時代にはペルシャ人と考えられる、破斯清道(はしのきよみち)という人物が官僚を務めていました。
これらのことから飛鳥時代において、ソグド人が日本の政治の中枢に関わっていたとしても不思議ではありません。
日本初の仏教寺院とされている「飛鳥寺」は、蘇我馬子によって発願され建立されました。
この奈良県明日香村にある飛鳥寺の正式名称は、「安居院(あんごいん)」と言うそうです。
ソグド人は、「安」という姓をもっていたということです。
「安居院(あんごいん)」という名の飛鳥寺の創立者は、蘇我馬子でした。
蘇我氏がソグド人であったという可能性が、現実味を帯びてきました。
ソグド人は、ミトラ教を伝えたと言われています。
蘇我氏は、日本に仏教を伝えたと言われています。
蘇我氏がソグド人で、ソグド人がミトラ教を伝えたのであれば、仏教とは、ミトラ教だったのではないでしょうか。
日本ではミトラ教の「七曜」から、一週間の曜日名が付けられています。
占星術で使われる「十二星座」もミトラ教と深く結び付いており、十二星座の起源はメソポタミアで、シュメール→バビロニア→アッシリア→ペルシャ→ギリシャと伝播したようです。
「伎楽(ぎがく)」とはミトラ教の秘儀であり、百済人が持ち込んだ伎楽を、「聖徳太子」が日本で教え広めたと言われています。
ミトラ教では「牛」が生贄としてささげられ、日本でも聖牛供犠が盛んに行われたということです。
実際に蘇我氏がサカ族(スキタイ)にルーツを持ち、ミトラ教と繋がっているという説もあります。
蘇我氏がスキタイのソグド人であるなら、さらにその起源とはどこにあるのでしょうか。
蘇我氏の邸宅があったとされている、奈良県明日香村にある甘樫丘北東部には、「エベス谷」の地名があります。
蘇我氏とは、聖書に登場する「エブス人」と繋がっているのでしょうか。
エブス人に繋がると考えられる「えびす神」は、赤鯛を持っています。
「赤鯛」とは、日本書紀に「赤女(あかめ)」と書かれています。
「赤女」とは、「あかい女」→「アカイメ」と読むことができます。
「赤鯛」とは、アケメネス朝のことを表しているのではないか、と考えます。
スキタイ人の中に「アケメネス氏族」があり、サカ・スキタイとは「アスカ人」であった、ということです。
アケメネス氏族とは、アスカ人であり、えびす神で表される「エブス人」とは「飛鳥人・明日香人(アスカ人)」であった可能性が考えられるのです。
これらのことから、明日香村(アスカ村)にあるエベス谷に住んでいた「蘇我氏」とは、エブス人だったのではないか、と考えられます。
聖書に登場するエブス人とは、カナン(パレスチナ)に住んでいました。
パレスチナという地名とは、聖書に登場する「ペリシテ人」に由来しています。
カナン(パレスチナ)には、エブス人とペリシテ人も住んでいたのです。
同じカナンという土地に住んでいたエブス人とペリシテ人とは、文化や宗教が濃密に混交し通婚もあったと考えられます。
それでは、ペリシテ人と蘇我氏との繋がりを見つけ出すことができるでしょうか。
聖書によりますと、ハムの子孫である「エジプト」からカフトル人が生まれ、カフトル人から出たのがペリシテ人だということです。
ペリシテ人の住んでいたカフトル島とは、「クレタ島」のことであると考えられています。
蘇我氏とは、スキタイ人でありソグド人であったと想定されました。
そのスキタイ人は、「サガリス」という双頭の斧を持っていたということです。
蘇我氏が日本に伝えたと考えられるミトラ教では、牛が神聖視され生贄としてささげられていました。
ペリシテ人が住んでいたクレタ島のミノア文明でも、牡牛と両刃斧(ラブリュス)が神聖視されていたのです。
ラブリュスという両刃斧は、クレタ島で多数見つかっており、牡牛の生贄の儀式にも使われていたと見られています。
古代クレタ島では、太陽と雄牛が重要視されており、ミトラ教とは、太陽信仰と雄牛信仰が結びつけられた宗教なのです。
このことから、クレタ島に住んでいたペリシテ人とは、ミトラ教を信仰していた可能性が高い、と考えられます。
太陽と牛を信仰する宗教とは悪魔崇拝であることが、RAPT理論によって解明されています。
古代エジプトの太陽信仰=悪魔崇拝が、現在の日本の天皇家へと流れ着き、天皇家を最大級の財閥にするまで。
京都の「祇園祭」はもともと牛頭神バアルに幼子を生贄として捧げる悪魔崇拝儀式でした。
スキタイ人(ソグド人)とペリシテ人は、ともに両刃斧を持ち、太陽と雄牛を崇拝していたと考えられるのです。
蘇我氏のルーツを辿ると、ソグド人からエブス人とペリシテ人、この両者に行き着くのかも知れません。
ミスラ教とはミトラ教と起源が同じであるとされており、祭司は「マギ」と呼ばれていました。
この祭司「マギ」は、新約聖書の中で「東方の三博士」として登場しています。
「東方の三博士」とは、新共同訳聖書では「占星術の学者」と書かれています。
占星術とミトラ教は深い繋がりがあり、占星術を広めたのもミトラ教だと言われています。
英語の大文字で ”the Magi" と表記され、聖書に登場する「占星術の学者」とは、ミトラ教の祭司「マギ」である可能性も考えられます。
蘇我氏が日本に伝えたと考えられる「ミトラ教」にも通ずる、雄牛信仰は聖書の中で「金の子牛」として登場し、蘇我氏の起源とも想定される「エブス人」や「ペリシテ人」、ミトラ教の祭司「マギ」の可能性もある「占星術の学者」など、聖書にはこの日本にも関連する事象が、数々登場しているのです。
最後に、聖書に登場する「ペリシテ人」について付け加えておきます。
ペリシテ人とは、神様の臨在を象徴する神聖な「契約の箱」をイスラエルから奪い、ペリシテ人が崇拝するダゴンという悪魔の神殿の中に「契約の箱」を運び入れ、その悪魔ダゴンのそばに、聖なる「契約の箱」を置いた人々だったのです。
聖書には、一人一人に主が用意した御心と使命が封印されて書かれてある。だから、聖書を繰り返し深く読んでその封印を解き、主の用意した御心と使命を見付けなさい。
聖書を読めば有能になり、賢くなり、サタンにも勝利する。
あなたたちが聖書の預言を実現する人たちだ。善と悪をしっかりと裂きなさい。
RAPTさんのブログ
RAPT | 新・貴方に天国から降り注がれる音楽を
朝の祈り会、および有料記事のパスワードのご購入
BLOG BY RAPT
TALK RADIO
RAPT理論+αRAPT理論のさらなる進化形
十二弟子の皆様とRAPTブログ読者の方の証
動画✴︎NANAさんの賛美歌✴︎
✴︎RAPTさんの写真集✴︎