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救命講習|新米ダディの子育てダイアリー Vol.7

私が救命講習を受けたきっかけは、私の通勤経路で起きた、痛ましい事件でした。
なんの罪もない子どもとお父さんの命が失われました。

こんな事件、二度と起きてほしくないけど、
もし今後、自分が事件現場に居合わせることがあったら・・・
事故や災害時、目の前に救えるかもしれない命があったら・・・

私は、何ができるのだろうか?
何もできないのではないだろうか?
知識がなく、救う方法を知らないままで良いのか?
と、いてもたってもいられなくなり、救命講習の申込を行い、受講しました。

救命講習とは、日本で消防本部によって行われている応急処置技能講習 です。 

普通救命講習は3時間の講習で、主に成人への救命処置で心肺蘇生法、AEDを用いた除細動などを学ぶことができます。

上級救命講習は8時間の講習で、成人に加え、小児・乳児への救命処置や応急手当も学ぶことができます。ケガの応急処置や、搬送法など、実技と筆記の効果測定を伴う講習です。

私は、子どもが産まれる予定ということもあり、小児・乳児への救命処置への救命処置も学びたかったので、上級救命講習を受けました。

成人への処置と違う点は、
乳児への心肺蘇生は、手のひらではなく、2本指で行う。
乳児への人工呼吸は口だけではなく、鼻も覆って行う。
などです。

↑講習修了時に受け取った講習修了証

厚生労働省が作成した「救急蘇生法の指針2015」には、以下の記載があります↓

・救急隊を待つ間に居合わせた市民が救命処置を行うと救命の可
能性が2倍程度に保たれることがわかっています。
市民による一次救命処置が社会復帰の鍵になります。
・救急隊が電気ショックを実施した場合の1か月後の社会復帰率18.9%に対し、市民が救急隊の到着前に電気ショックを行った場合は43.3%でした。

3時間、または、8時間の救命講習を受けることで、救える命があるかもしれません。
「お住まいの地域 救命講習」で検索してみてください。

こちらから、厚生労働省が作成した「救急蘇生法の指針2015」を確認することもできます。処置方法の記載もあります。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000123021.pdf

「救えるはずの命が救えなかった」
そうゆう悲しいことが、なくなることを願っています。

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