通信制大学の授業ってどんな感じ?

こんにちは。28才から北海道情報大学の通信学部に在籍しているOL大学生です。この記事では北海道情報大学の授業はどのようなものなのか紹介していきます。

履修スタイル

履修スタイルは3つあります
印刷授業、スクーリング、インターネットメディア授業
1つ1つメリット、デメリットをお伝えします

印刷授業

これがスタンダードな履修形態です
印刷授業も2種類あって、試験が会場で行われるものと、試験はインターネットで行われるものがあります
※今期はコロナの影響で全科目がインターネットで試験となりました
試験が会場で行われるものは試験の時間割があるので、そこの時間が被る授業は同時には履修できません

印刷授業のメリット
なんといってもタダなことです
厳密にはタダではないですが、追加料金がかからず、授業料の範囲内で単位がもらえるのでこれが1番のメリットです
そして選択できる科目が多いです

印刷授業のデメリット
最大のデメリットは自己学習のみ!というところです
一応質問ができる制度がありますが、私は使ったことがないです
会ったこともない教授に質問投げるのは中々ハードルが高いです。。
私の場合、印刷授業で取った「人工知能」はちんぷんかんぷんで即あきらめました(笑)
自己学習では取得が厳しい単位が少なからずあります

あと印刷授業は試験形式に関わらずレポートが必須です
このレポートは結構難易度の高いものが多いな~という印象です
本を読んだだけでは答えられない課題が多いです
また良い成績をもらおうと思うと、書いている内容のまとめ+あたりまえですが自分の考察をつける必要があります

高校までしか行っておらず、レポートをほぼ書いたことのなかった筆者は、最初の頃このレポートに大苦戦しました。。。
同級生も先輩も存在しない、一人きりの大学生活でここが一番苦しかったかもしれません
レポートは講評がもらえますので、そのフィードバックを見ながら、少しずつ改善し、最近やっと慣れてきました
(レポートで不合格をもらった科目が結構あります。。。)

面接授業(スクーリング)

こちらは実際に対面で授業を受けるスタイルです
北海道情報大学ではこちらのスクーリングもしくはインターネットメディア授業での単位取得が30単位必須です
春、秋の通常の地方スクーリングと夏期スクーリング、冬期スクーリングが開催されます

スクーリングのメリット
やっぱり、先生にちゃんと教えてもらえるのは最高です!
私は2科目スクーリングで単位を取っていますが、どちらも印刷授業ではここまで理解できなかっただろうというレベルまで理解できました
また、出席点みたいなところがあり、一応最後にテストがありますが、出席さえしていればほぼ単位は貰えるのではと思います
なので、必須の履修科目があるコースの方で、履修難易度が高いものをこちらのスクーリングで取っているんだろうなという方がちらほらいました

スクーリングのデメリット
まず追加料金が必要です。ただ、インターネットメディア授業より安いので、追加料金についは必要経費と考えればデメリットにならないと思います
一番大きなデメリットは当たり前ですが、物理的に会場に行かなければならないことです。これに尽きると思います

北海道情報大学は全国に教育センターと呼ばれる会場があります

結構たくさんあるので、通える範囲にある方は多いのではないでしょうか
ただし、基本的にスクーリングは1科目3日間、9時から17時まで実施されます
春、秋のスクーリングは金土日で開催されますので、どうしても1日仕事を休まないといけません

そしてびっくりしたのが、春、秋のスクーリングは教育センターで開催されると先ほど記載しましたが、こちらは提携している専門学校で開催されます
なので、そこの専門学生でダブルスクールで大学に所属している学生たちと同じ教室で授業を受けるんです

たぶん50人はいる専門学生の中に、一般のスクーリングの大人が2名ポツン。。って感じで混じるので、めちゃくちゃアウェイです
私が行ったところは、授業中は静かなんですが、休み時間が騒がしい!(笑)学生はやっぱり元気いっぱいだなーと思いました
たぶん私も学生の頃は、そのくらい騒がしかったんだろうと思いますが、たかだか10分の休み時間でよくそんなに盛り上がれるなって関心しました(笑)

あとは選べる教科が少ないです
↓は2020年のスクーリングスケジュールですが、こんな感じで毎年発表されます。北海道の本学では結構開催されますが、地方で開催される授業はすごく少ないです

受けたい授業が自分の都道府県で開催されることはほぼ奇跡です(笑)
なので、必修の科目でどうしてもという方は遠征して他府県からホテルをとって参加されているようです

夏期スクーリングと冬期スクーリング

今年はコロナの影響で中止になってしまいましたが、夏期スクーリングは7月か8月くらいに開催されます

こちらは夏季休暇を自分で日を決めて自由に取得できる企業にお勤めであれば参加しやすいのではないでしょうか
私も一度夏休みを兼ねて、北海道の本学で開催されるスクーリングを受講しました

冬期スクーリングは受けたことがないので、ナゾですが、いつも体育です
私が入学した年は、スキーって書いてありました
スキー得意でお休み取れる方には最高ですね!

インターネットメディア授業(IM授業)

こちらはポータルサイト上でインターネットで動画を見るスタイルの授業形式です
基本的に90分ほどの動画が15本くらいが1単位のセットです
各動画に問題がついていて、これを全て解くこと=課題提出となります

決められた期間までに動画を見て、動画についている問題を解く必要があります
1分でも見たらシステム上は「見た」と記録されます
ただし!動画を視聴している時間、回数がシステム上記録されていますので、おそらくあまりに短い視聴時間だと単位がもらえないのではないでしょうか

あと教科書がないことが多いので、ノートを取ることをおススメします
じゃないとテストのときに動画を見るわけにいきませんので、カンニングするものがない状態になってしまいます(笑)
※ほとんどが持ち込み可なのでカンニングOKです

IM授業のメリット
面接授業の単位として認定されます
なので、IM授業のみで規定の単位を取ればスクーリングはゼロで卒業が可能です
社会人大学生にとっては一番のメリットですね!

それとスクーリング程ではないですが、動画で解説をしてもらえるので、印刷授業よりは理解がしやすいです
スクーリングは実施される科目も少ないので、現実的にはIM授業で一定程度の単位を取得することになると思います

IM授業のデメリット
1つはスクーリングより費用が高いことです。
スクーリングは2単位10,000円ですが、IM授業は15,000円です
30単位とった場合だと、75,000円ほどトータルで高くつきます
しかしスクーリングが自分の住んでいるエリアで開催されない場合の交通費を考えるとデメリットではないかもしれません

IM授業のデメリットはこれくらいではないでしょうか
金銭的に余裕があれば、30単位を超えてもできるだけIM授業を取得するのがいいと思います

最後に

今回の記事では各授業スタイルについて詳しく書いてみました!
通信制大学を検討されている方の、具体的なイメージの助けに少しでもなれば幸いです
質問があればコメントに記載いただけましたら回答させていただきます
最後まで読んでいただきありがとうございました

北海道成情報大学がどんな大学かは↓の記事に書いています


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