ピーラーと包丁

野菜の皮をむく上で、究極のチョイス(そう思うのは私だけ?)である、ピーラーでむくか、包丁でむくか。

ピーラーより包丁でむいたほうが料理上手なイメージはある。梨木香歩 著の「雪と珊瑚と」で主人公がじゃがいもの皮をむくときに主人公が「包丁のほうが早い」と言っていた。カッコいいと読みながら思ったものだ。

けれども私は、じゃがいもの皮はピーラーでむく。
包丁でむくと皮を分厚くむいてしまい、もったいない状態にしてしまうからだ。皮に栄養が豊富なためあまりしないけれど、ニンジンの皮もピーラーでむく。

同じ根菜でも大根は包丁。りんごも包丁。

どちらをチョイスするかは結局、皮をむく野菜や果物の形とむく人の組み合わせで、どちらがむきやすいかが決まるんだ、と勝手に思っている。

上手とか、下手とかじゃなく。
自分にそう言い聞かせ、今日もじゃがいもの皮をピーラーでむく。細長いメークインだと尚更ピーラーのほうが向きやすい。カッコよくなくとも、無理はしない。

さてと本日はカレーライス。
またかとダンナに言われるかしら?
大食いダンナのために大量生産できる料理を研究せねば。

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