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抽象感と我慢には相関関係がある!

いじめっ子は我慢するのが苦手な子?

では我慢させるにはどうしたらいいのか?

我慢強い子ってどういう風に育つ?

不可欠の概念マシュマロテスト

子供はベルを鳴らすまでどれくらい我慢ができるか?

(「いまならマシュマロを一つ、しばらく我慢すれば二つあげるよ」と4歳児たちに言い、どちらかを選ばせるという実験。待てなかったらベルを鳴らしなさい、でもベルを鳴らしたらマシュマロは一つだけだよ。)

ベルを鳴らすまでに我慢できる時間は、どうにして誘惑をやり過ごすかに左右される。
「気を紛らす」というのが効果的だった。
子供は、誘惑に対する戦略を学んでいない。

長く辛抱できた子供たちは、目を閉じるか、組んだ腕に顔を伏せていた。独り言、背中を向けて歌を歌う、手足でゲームをするなどで気を紛らしていた。

「重要なのは子供たちの頭の中で起こっていることで、実はそちらの方が、目の前の物よりも強い力を持っている」と言う。

「マシュマロは美味い」と考えると一分でも食べるのを待てなかった子供が「マシュマロは綿みたいに柔らかくふんわりしている」「空に浮かぶ雲みたいに綺麗」と考えると20分も我慢できるようになると言う。
想像力をかきたてますね。

抽象的に物事を考える! 
抽象的にイメージをする。でたあ〜あああああ!
抽象的空間で遊ぶうううううううう〜!(笑)

我慢できる時間は頭の中の、ホットな領域とクールな領域とのイメージと、我慢している間、関心をどこに向けるかによって違う。
 

脳のクールな領域は理性である計画を立てて、自分に有利に行動する合理的な部分
(海馬と前頭葉)

脳のホットな領域はもっと原始的で、幼い頃に発達する。
生存に直接かかわる機能で反射的に動き、食欲や危険に際して、逃げるか、闘うかという反応、刺激に即反応する部分だ。(偏桃体)

関心をよそに向けるのは効果がある。誘惑が見えないようにするのは我慢に役立つ。
抽象的に考えるのも効果がある。

  (ただし、誘惑の抵抗し難い面に関心を集中するのは逆効果)

★楽しみを我慢できる子供ほどごまかしをしない!オオオオオ〜!

楽しみを延期させる力(我慢させる能力)と注意力

人生の大半がそうであるように、自己コントロール能力にも、生まれつきの違いがあるのではないか、さらに経験によって違いが出ることも確かだろう! 生まれつきと経験が互いに絡み合って、人を変えていくもの。

社会的不安の尺度である拒絶に対する感受性に敏感だと問題を抱えがち、我慢をする力の大きかった子供の場合はそれ程問題にはならなかった。

拒絶に敏感で子供のころ我慢する力の弱かった子供は、その後も学力の問題があり、非行化傾向もある。 たいていはいじめっ子に育った。困難を克服できない場合が多かった。

①このクッキーはとても甘くて美味しいんだよ。!

②このクッキーはアンパンマンが好きで、手にもって空を飛んでいたんだよ。

あなたはどっちを選ぶ?

臨場感が空を舞う! (笑)

ダニエル・アクスト
「なぜ意志の力はあてにならないのか」より簡略で失礼を致しました。

幼児子供の時期の教育は、後で重大な良し悪しの結果に及ぼす影響は大なり!

はい、反省をしております。(笑)
ここまでのお付き合い誠に有難うございました。

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